病院への連絡完了
黒狐がかなり怯えてたもんで交代してメンタルクリニックに転院したい為の紹介状をお願いする電話完了。
いつも通話中でほぼ繋がらない電話が一回で繋がってやり取りもスムーズだった。
受付の人が先生に伝えて紹介状が出来上がるのは年明けになると言われたがそれでもこれだけ怖がってしまってるところへ通うよりマシだ。
俺ですら内側のやつらの怖さとか伝わって携帯を持つ手が小刻みに震えてたくらいだし。
今日はこのまま俺で過ごすなこれ。
午後は可愛くて愛おしくて大切な娘の進路の関わる大事な話だし。
んで、黒狐はほんとにたまにしか占いやリーディングの動画を見ないのだけど、大丈夫だと上手くいくよとむしろ今悩んでいる事柄や不安なものは良い方へ向かうから動いてとあって泣いてた。
娘の進学について、自身のメンタルクリニックについてとな。
娘が心配してるのは学校に行ってる間や、修学旅行などで不在になる間。
もしくは帰宅した時に黒狐が発作を起こして倒れてしまうのではというところだとおいちゃんと今朝話していた。
その不安もな取り除くには俺らがメンタルクリニックを変えないとなって話し合っていた。
以前から変えたくていたものの黒狐の不安は「紹介状を書いてもらえなかったらどうしようか」と言う所だった。
新しく通う予定の所はおいちゃにも昨日伝えていて、その病院も話していた先生の担当の日も調べてくれていた。
実母にこれを話しても意味はない、きっと相談していたとしても「大人なんだから自分で好きなように決めなさい」と突き放すだけだ。
幼い頃からなんでも「自分でやりなさい」「自分で考えなさい」「自分で答えをみつけなさい」「自立しなさい」と言ってきた親だからな。
他の兄弟には言ってるの見た事ねぇよ。
黒狐だけ、それでいて「しっかりしてるから安心する」だからな
せざるを得ない状況下で生きて来たんだからそりゃそうだろと呆れた。
でもな、結局は沢山の傷を抱えて生きて来たんだ。
実母は溝を埋める気なんてさらさらないんだろうよ。
黒狐は頑張り過ぎだ、もう少し肩の力を抜いて笑う日を増やせたら娘だって自然と安心するさ。
あとは泣くのを我慢しないことな。
娘の言葉を思い出せ
「なんで大人だから泣いちゃダメなの?誰が決めたの?大人だって人間なんだから泣きたい時だってあるんだから泣いてもいいんだよ」
ってな。
娘は不思議な所はある「それは誰がそう決めたの?」と問いかけて来る事がある。
法律とかそう言うのじゃなくて感情面についてだな。
「ママが決めていいんだよ」
この言葉は黒狐だけじゃなくて俺らも救われた言葉。
駄目出しなんて他人が勝手に決めつけてやってることだと。
達観してるところはしてて、それでいておどける幼さもちゃんとあって、今学校を休んでいるのは娘のエネルギーをチャージ中だと伝えられている。
無理に行く事の辛さ、例え快く待っててくれてると分かっていてもやはり行きづらさはある。
まだもう少し充電が必要なんだよ。
なにせ本人は小学校はもう行かないと思うけど、中学校は行きたいからって。
来年の二月には中学生用のシャープなどの筆記用具類買おうな。
既に友達か誰かに中学校で必要な筆記胃用具を聞いているようで、先月試しに一本のシャープとB4の芯を買ってあるんだ。
グリップついていても指が痛くなると、でもだいぶ力加減は出来ているようだな。
気に入って使ってる。
なんとか紹介状と転院の連絡が出来て一安心だ。