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スター

夕べ 星を見てた

坂本慎太郎は私が言葉に出来ないものを
容易く言葉にしてしまっていた

いやあ、このアルバムは全曲素晴らしい

と思ってはいるが
そこまでさかしんが好きな訳でもないし
このアルバムしか通して聴いたことはない
(めちゃくちゃニワカ)

でも素晴らしい

アルバムって、どうしてもこの曲は
なくてもいい、みたいな曲がある

だからひとつとばしたり
好きな曲だけかける

でもこのアルバムは聴いちゃうよね〜
通しちゃう

なんといってもこのスターという曲は
度肝をぬかれた

さかしん本人の考えは知らないよ

だけど私にはさ、
これこれってなっちゃったんだよね

星みたいな人ってほんとにいるんだよ

誰の心にもいると思う

恋人とか家族とか
そんな当たり前に愛している対象じゃなくてさ

憧れ、っていうのかな
望み、っていうのかな

でも一生近づけないんだよ
そういう存在はさ、
でかすぎて熱すぎて
こっちが怪我するんだよね

そんな対象がさ、いるんだよ
もちろん私にも

それをさ、その呼び名を
星って
星って最高だろ

一瞬時を止めた微笑み
ハート撃ち抜かれてさよなら

なんだよそれだよそれ

私が言いたかったあの人のことは
星だったんだよ

さかしんは分かってるんだと思うよ

世の中の全ての人に星がいること

そして星にも星がいるんだろうね

キラキラキラキラ

そう思えば世界は星だらけだね

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