介護事業を20年経営して思うこと Vol.3
株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
当社HPはこちら https://www.hokufuku.com/about/
今回で3回目の投稿になります。
当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、20年グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を運営しております。
介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て日々入居者様とかかわってきた中で、いま思うことを綴りたいと思います。特に読んでいただきたいのは、これから介護職を目指す方と今まさに介護職に就いている方々です。
捉え方ひとつでこの仕事の意義ややりがいは大きく変わる
「介護してあげてる」と思っていたら、この仕事の本当の意義ややりがいは見えないのではないかと、私は思っています。
たとえば排便介助。「はやく出して」と迫るとそれは出ません。でもたった30秒でも良いから、背中をさすって「ゆっくりでいいからね」と。そうして出たら、出て良かったね!と一緒に喜びます。安心していないと出るものもでない。自分が入居者様の立場だったら、出るのかと。自分がされたいことをするのがやっぱり大事。鏡の法則です。
どんな仕事でも自分がしたいようにするとかえってそうならない、でも相手本位でかかわると、良い結果になることが多いように思います。かかわりを一歩深めれば、むしろ相手がこちらを気遣ったり、スムーズにいくことが多いと20年やってきて思います。
介護職でも「ご支援させていただいている」と思えばこそ、入居者様の人生と気持ちを理解したいと思うようになり、症状や状態ではなく、「その人自身をよく見ること」に繋がっていきます。
仕事の意義ややりがいは「相手を想うことから生まれる」のではないではないでしょうか。
当社では、こうした考え方に共感いただける方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
就職・転職を今すぐ考えてはいないけれど、共感できるという方もぜひご一報ください。
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