介護事業を20年経営して思うこと(仕事編) Vol.5
株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
5回目の今回と次回は仕事に関して投稿いたします。
当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を、20年運営しております。
介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て日々入居者様とかかわってきた中で、いま思うことを綴りたいと思います。特に読んでいただきたいのは、これから介護職を目指す方と今まさに介護職に就いている方々です。
介護職における「仕事ができる」とは-1
どのような業界・会社にも、いわゆる「仕事のできる人」はいるものです。
たとえば人が数時間かかるものを数十分でやり遂げたり、お客様から高い信頼を勝ち得る人などです。
では介護職における「仕事ができる」とは、どういったことを指すのか、
私なりの経験から投稿したいと思います。
まず結論からお伝えすると、「お客様やご利用者様のことを想ってかかわる人」だと私は考えています。
営業職や販売職
例えば商品やサービスの見積書を提出する際に、画一的な内容をフォーマット化された文面で送付したら、おそらくお客様は「良い気分はしない」し「できる担当だな、とはまず思わない」でしょう。結果、良い関係や取引には結びつかないことが多いはずです。逆に、お客様から伺った話や状況・課題を整理した上で、その解決策として商品・サービスを提案し、電話で丁寧に補足すれば、「よくわかってくれている」「気が利いているな」と感じて話が進む場合もあります。少なくとも良い関係づくりという点では前に進むはずです。
介護の現場
限られた時間の中でご利用者様の生活をご支援し、穏やかに暮らしていただくためには、業務効率は重要です。一方で「仕事ができる=効率化」と捉えて「仕事を簡易的にする、型化する、こちらの言うとおりに相手をコントロールする」ことだと思い込むと、かえって非効率になるということがよくあります。
私なりの考えは次の投稿(2/11)にまわしますが、この記事を読んでいただいた方は、ぜひ考えてみてください。
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当社では、相手を想って行動できる方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
就職・転職を今すぐ考えてはいないけれど、共感できるという方もぜひご一報ください。
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