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名探偵津田の犯人と三人目の被害者の考察


世間を軽く賑わせている水曜日のダウンタウンによる名探偵津田シリーズ第2話〜呪いの手毬唄と招かれざる男〜について考察をしてみました。
先週の回を見た上でかなり深いところまで考察をしているので、ぜひ見てみてください。放送前の考察と実際があっていたかどうかもぜひ楽しんでいただければと思います。


犯人の考察

結論から言うと犯人は鈴木昌輝

〜呪いの手毬唄と招かれざる男〜というタイトルが、横溝正史の悪魔の手毬唄のオマージュであることが予測される。本作とリンクすると考えると部外者の鈴木家の人間が犯人になる。鈴木家が部外者という根拠について、昔から伝わる唄に使われた道具が鈴木家だけ無かったということはつまり昔その唄が作られた時に鈴木家はこの村には居なかったということ。タイトルの招かれざる男は鈴木昌輝(鈴木家)を指している。

村の登場人物


1回目の殺人

村長が殺されたトリックについて。①津田が12:15に発見した現場と理沙と現場検証に行った際の村長に吊られたロープの位置が変わっていること、また②今泉と向島という警察、津田とみなみかわの翌日の収録が『A-Studio+』という鶴瓶がMCを務める番組。③五百旗頭春樹が父親がYoutubeをするからその編集をしてくれないかという依頼があったこと。





この三つが伏線になっている。
今泉、向島という警察は古畑任三郎に出てくる警察で鶴瓶が犯人の【殺しのファックス】という回があった。その回の手口は絞殺。殺しの手口も偽装工作を行い、アリバイを作っていた。つまり今回も同じと考えると、12:15では村長は生きていた。ではどうして生きている村長が死んだふりをしていたのか。それはYoutubeで祭りの日に津田が取材に来るということを利用してドッキリをしかけてYoutubeにアップしようと考えていたと考えられる。だから村長は死んだふりをしていたと考えられる。



2回目の殺人

五百旗頭家の息子2人が殺されたトリックについて。長野の五百旗頭浩一については誰もが毒を盛る時間はあったと考えられる。しかし東京の五百旗頭春樹に関しては長野県の鈴木昌輝が実行できるとは考えづらい。つまりこれは協力者がいたと考えるのが自然だ。その協力者は実は津田のロケに同行していたスタッフの中にいる。マイク棒を持った女性の腕につけている腕時計が東京でアシスタントをしているADのそれと同じなのだ。つまり後藤春奈はお昼頃の津田のロケに同行し、鈴木昌輝から毒キノコを貰い春樹のお弁当に忍ばせたと考えられる。

3回目の殺人

悪魔の手毬唄の方では3人目の被害者は本来殺そうとした人と間違えて殺されることになっている。今作の手毬唄の内容から娘に該当するのは鈴木理沙。彼女が3人目の被害者。ただ本来殺そうとした相手が誰なのかがハッキリと分からない。唄では娘となっているので家系の娘が狙われるはずだが五百旗頭家には娘がいない。後藤春奈が実は五百旗頭家の娘と言うことであれば後藤春奈を殺そうと呼び出したが、父親が犯人と気づいた理沙がこれ以上父親が殺人をしないように自らが身代わりとなって殺されたという話が成り立つがどうだろうか。

その他の考察

余談だが、悪魔の手毬唄では外部から来た者がある家に商売を教えたがそれは詐欺であったためその家系は衰退したとされている。今作にリンクすると考える、かつて鈴木家がこの村に来た時に綿貫家に農作物を教えたそれは実は毒キノコだった。だからこそ鈴木昌輝は簡単に毒キノコを準備できたし、綿貫家はそれとは別の農業を営んでいる。と考えられる。

疑問点

○鈴木昌輝が殺人をしている動機は何なのか。
 →仮に不倫の隠蔽だとしたら後藤春奈が五百旗頭春樹殺しに協力した理由が分からない。
 →五百旗頭家の後継者を殺して村の当主になろうとしたのだとしたら五百旗頭家の娘まで殺す理由がない。(唄の呪いで死んだと思わせようとしたのかもしれない…)

○2回目の殺人において五百旗頭春樹が父親の安否を心配するLINEを送っていたのは何故か。
→Youtubeでドッキリをすることに乗っかっているのだとしたら上記は納得するが、そうであれば犯人の鈴木昌輝の動機がさらに分からなくなる。。。結局誰を殺したいのか。村長を殺したいのか。五百旗頭家の息子達なのか。3回目に殺そうとする後藤春奈なのか。
(正直この疑問が1番分からない…)



○鈴木昌輝が3回目の殺人で後藤春奈を殺そうとする理由
→唄の呪いで死んだと思わせたいから?


○結局鈴木昌輝の動機は何なのか。
→古畑任三郎の【殺しのファックス】によれば不倫がバレてしまい妻を殺すという話であったが、今回もそうであるとすればその不倫相手は誰か。五百旗頭恵?


まとめ

犯人は鈴木昌輝、3人目の被害者は鈴木理沙。という結末になると考察ができたが、肝心の犯人の動機についてが詰めきれなかった。タイトルの呪いの手毬唄と古畑任三郎の【殺しのファックス】の話のオマージュと考えた時に様々な動機が有り得るからだ。しかし結果はどうであれ今回の話を考えた作家は純粋にすごいなぁと思いました。昔の話から構想を得て新しい話を考えられるのは本当に憧れます。
この1週間考察がすごく楽しく、今日の放送を本当に待っていました。
この後の水曜日のダウンタウンで答え合わせをしたいと思います。読んでくださりありがとうございました。

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