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スケジュール帳

今日で療養期間も5日が過ぎた。ちょうど折り返しと言ったところだ。とはいえ、実際に長く感じるのはここからだろう。なにせ体は動くのに、外に出るなと言われるのである。多く外出するタチでもないが、上から「外に出るな」とはっきり言われるとストレスがかかるものである。


これも何かの記念だと思って、スケジュール帳にも療養期間を書き込むことにした。元々の予定は消さない。どれだけの用事(というかもはやバイトも含めて自分にとってはそういうの全てが楽しいイベントだったのだが)が潰れてしまったのかがわかるように。


治っていざ家の扉を開けた時には、涼しくなり始めているのだろうか。夏はあまり好きな季節ではないが、そういう終わり方は寂しい気がする。


明日は大学の成績開示だ。カリキュラム上、このセメスターで成績は一区切り。


あまり、がんばれなかったなあ、というのが正直な感想だ。提出期限をもう少し守れば、もう少しテスト対策しておけば、という科目はたくさんある。気力が続かなかった、今学期は全てこれに尽きる。中途半端な努力に終始した講義はおそらく、成績も中途半端なことだろう。


ほんとうにこれでよかったのだろうか。よく立ち止まって考える。立ち止まるというよりは、進むところ//選択した道の先々で「赤信号」に捕まっているイメージなのだが。


もう一回やり直したい気もするし、やり直したとて結果は変わらないだろうなという諦めも同じくらい。ここで堂々巡りをするのはもはや毎度の恒例行事である。納得する結論を出せた試しはない。


ともあれ単位は取得しているので、どのようなカタチであれ、次のステップに進むことは決定している。10月になったらまた、流れに身を委ねて行くのだろうか。そういう時だけ「なるようになるさ」なんてうまく自分を誤魔化しながら。今のところ、まだ私は世間に波長を合わせられていない、もしくは、合わせているように見せることに長けていないようだ。

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