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店装維持の仕組み/その①

マコト@売れるお店を作りますのマコトです。

実は昨年末からお話を進めさせてもらっている結構大きな案件がございまして、おかげさまで日々バタバタと忙しくさせていただいております。
ありがたいことです^^

さて今回は「店装」について、です。

店装の意味
辞書には記載のない単語ですが「お店の装飾全体」のこと。
企画に始まり設計デザイン、建築工事、内装、外装、什器、照明、空調、看板、備品類までを全て含めた、店舗という商空間の総合的なプロデュースという意味で使用しています。
商売が行われる空間において、そのサービスや商品が最も引き立つ、また単に目立つだけでなく、お店全体の調和が成されて初めて「店装」であると思います。

出典:利府店装 様

店鋪全体の装飾やデザインと言ったところでしょうか。
全2回でお伝えしていきますので、最後までお付き合いください^^
※スキしていただけると喜びます!

▶︎自分に置き換えてみる


日々お店で運営に奮闘されているスタッフの皆さま、本当にお疲れ様です!
店運営は本当に様々な業務がありますね。

・スタッフ教育
・人事管理
・商品の受け入れ
・店間移動
・お店全体のレイアウト変更
・ディスプレイ変更
・売上予算達成計画
・在庫管理
   などなど

「人・物・器・お金」に対して毎日大忙しです。

その中心になる主業務が商品を販売すること。
要は売り上げを作ること(当たり前ですが…)。
売り上げとは、お客様に商品をお買い上げ頂いて初めて成り立つものです。

では、お買い上げ頂く為に1番大切な事は何か

自分に置き換えるとすぐに答えは出ます。

それはズバリ『居心地』です。
お客様がストレスを感じないお店を作ることです。


▶︎ながら作業でキレイにする


みなさんは自宅では部屋にホコリがあれば掃除しますよね?
食器やテーブルが汚れていたら洗います。

気がついた時、何かしながらでも手を止めて『ながら作業』でキレイにしますよね。

では自分が行くお店に置き換えましょう。

いくら可愛いディスプレイをしているお店でも棚や床にホコリが溜まっていたらどう思いますか?

いくら美味しい料理が出てくるレストランでもお皿やテーブルクロスが汚れていたらどう思いますか?

商品自体がいくら素晴らしくても、お客様と最前線で接しているお店が汚い状態では商品の良さがちゃんと伝わらず心理的にマイナスにはたらき、お客様にとってはストレスに感じてしまうのです。


実はそこにあるんです。
VMDの根幹は。


▶︎VMDはもう一人の販売員


入口でお客様を惹きつけ店内で商品を分かりやすくお伝えしても『居心地』が悪くなるとすぐ店を出たくなり、心象的に『もう私の行きたい店ではないな〜』となってしまいます。

これでは売り上げを作る為のVMD業務を発揮するどころか『売り上げ』を作ることなんて出来るわけがないですよね。

『売り上げ』を作る為には、接客はもちろん大切ですが商品構成をビジュアルで分かりやすく説明するVMD手法が欠かせません。

今、何が旬なのか、何がお得なのか、どんな特徴をもった商品なのか、を見た目だけで伝えて興味を持ってもらい買って頂く。

いわばVMDは『無言の接客』であり、もう一人の販売員と言えます。

特に雑貨屋大型店舗などセルフ型のお店には必要不可欠ですね。

▶︎まとめ


まずは、とにかく、居心地が良いお店であること。

つまり『ながら作業』でお店を美しく保ち、お客様にとって居心地がよく、ストレスを感じないお店を作ること。

これが『誰にでも出来るVMD』
この作業を運用していくしくみみづくりが大切です。

売り上げを作るまず初めの一歩なのです。


乱れているお店があると、私はスタッフにこう言います。

『お店をキレイにしましょう。なぜならあなたの自宅の様子がどうなっているかが反映されているからです。』と。


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