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麻雀はスケボー?プチ合宿で子ども達から学んだこと

昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと 感じたことを昭和目線で独りごちます。

おばchannelは週末クラブ活動がある。近所の主婦仲間との麻雀クラブだ。
土曜日の定期活動に加え、年に2回合宿がある。

最近それに加え、部員の夫が泊まりで家を空ける場合、その部員の家で昼過ぎから、深夜まで活動するプチ合宿も行われるようになってきた。

先日も旦那がツーリングで九州に行くという部員の家で、プチ合宿が行われた。
昼の2時過ぎから集まり 半荘2回 夜ご飯の手巻き寿司を挟んでまた半荘。

旦那はいなくとも子どもはいる。
夜ごはんの時には子ども達も集まってくる。

子ども達は互いに幼稚園からの幼馴染であり、大学生、社会人になった今でも時々遊んでいる。
この日もおばchannelたちが麻雀する横で 子ども達も麻雀をし始めた。
思えば子どもが小さい時は、寝かしつけてからクラブに出かけたものだが
途中で目が覚め、家に呼び戻されることが度々あった。
そう思えば 皆、大きくなったものよ。

そんな子ども達の卓から、凡そ麻雀をしているとは思えない声が聞こえてくる

「やった~。上がった~。」
「すごい、おめでとう。」
「はい、お金」(点棒やろ)
「ありがとう。」

おめでとう?ありがとう?

なんだと?

おばchannelたちの卓では
誰かが上がると「やめてよ==。」と叫び声が上がり
あたっては「ちくしょう!!」と相手にも、そんな牌を捨てた自分にも毒づき、
上がれないときは
「まだ一回も上がってない・・・・。」と恨みがましく言う。
それが麻雀というものだろう。

それなのに なんだ、あの若者の卓のまぶしさは。
互いをたたえ合う姿は。
「ともに喜び、ともに悲しむ」
スケボー選手なのか。
麻雀はスケボーなのか?
そんなことを考えていると
「あ~六萬ほしかった~。」と叫ぶ部員の声で 我に帰る。

その部員の娘が、わたしの持ち牌に浮いた六萬を見つけ「ママにあげてくれたらよかったのに~。」と一言。

あげる?お嬢ちゃん。

馬鹿言っちゃあいけないよ。 
麻雀はそんなもんじゃない。
スケボーとは違うんだよ。
だから面白いんだよ。
と一人ごちるおばchannelであった。




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