お母さんになりたくないって…
昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます。
通勤途中にラジオを聞いていたら、最近の子は、お母さんになりたくないらしい、ということをいっていた。
と思って聞いていたが、そうではないらしい。どうやらSNSで話題になっているお母さんのイメージが良くないらしい。いや、良くないどころかひどい。
●お母さんは残り物が好き
(そんなわけあるかい!!もったいないから食べてるんだよ。だいたい、あなたたちが食べないからでしょ)
●お母さんは寝ないでも大丈夫
(そんなわけあるかい!!仕事終わって、家の事しようと思うと、睡眠時間を削るしかないんだよ。朝ご飯だってみんなより早く起きないと作れないでしょ。)
●お母さんがリビングのソファで寝起きするのが家族団らん
(お母さんだって布団でゆっくり寝たい…が、仕事から帰って即夕飯作り、食べたところで一度電池切れるんよ…)
●お母さんは病気しない。もしくはしててもいつもと同じだから大丈夫。
(病気になっても、母は頑張るんだよ…昭和の母は、特にそうなんよ…)
と一つ一つのイメージに自分を重ね 一人突っ込む。
スーパーマンと奴隷をかけ合わせたのがお母さんのイメージだとか…
スーパーマンは何でもできるすごいやつだから、なんでも頼んどけばいいということか?!
それにしても奴隷とは・・・・。
ひどい…ひどすぎる…。
お母さんたちの家族を思うゆえの行動がこんなふうに捉えられているとは、悲しいとしか言いようがない…。
私自身は母になれたことを、とても幸せに思っている。
弁当作りが大変でも、送り迎えが大変でも、それで母という立場が嫌になったことはない。
お母さんのことを奴隷と思うのは、誰かのためになることで、自分もうれしくなるという気持ちが、わからない人なんじゃないだろうか・・・。
そんな人にこそ、お母さんになってほしい。
そして「自分が親になって初めてわかりました」的な気持ちを感じてほしい。
まぁ、奴隷と思っている限り、実現する可能性は少ないが…。
ほら、奥村千代も歌っていたではないか。
「あなたを知ったその日から、恋の奴隷になりました。右と言われりゃ右向いて とても幸せ~。」
家族がいて、家族のために働くことはそれはそれで幸せということだ と独りごちるおばchannelであった。