
思い出せない!!
昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます。
年をとると本当に言葉がでてこなくなる。人の名前も出てこなくなる。
先日娘から、元同僚の方がmiss長崎に選ばれたと写真が送られてきた。

って、右から2人目の人は審査員で土屋太鳳のお姉さんだそうだ。姉妹揃って美しい!!
と話していた数日後、ふと「あの審査員、誰のお姉さんやった?」となった。暫く自分で考える。
うーん、顔は出てくるのだが名前が出てこない。
夫に助けを求める。
「誰やった?、あのmiss長崎の審査員。誰のお姉さんやった?」
夫「……………」
やんな。
夫とて私よりも年をとっている。
そう やすやすとは出てこない。
そうなると断片的な記憶の放出となる。
「ほら、朝ドラ出てたやん。」
朝ドラ女優の場合は、まず、このヒントが鉄板!!
「花子とアンの妹役!」
しかも、主役ちゃうやつがでてくる。
主役の朝ドラなんやったっけ?
和菓子職人?ちがう、それは「あすか」竹内結子。亡くならはったなぁ…と、思い出そうとしていない情報はスラスラ出てくる。
それでも思い出せない時は、あ、い、う、え、お、と「あ」から順番に情報を辿っていく。(だから、アンとかあすかが出てきたのかも…)
そうしていくと突然思い出した!
「たお!!」
まさかの下の名前!!
えぇと、上の名前はなんやったっけ…?
「こんなときは『あ』から考えるねん。」と夫。
「それで太鳳が出てきたんだよ」と心のなかで突っ込みながら考えていたら、夫が突然
「おおたたおぉ」と叫んだ。

はいはい、「お」までいったのね。
でも、違うから!!
名字を思い出すのにまた、あ、からいくと思い出した…。
つちや…。
太鳳の「た」の続きからいけば、た、ち、つ、やったのに…と、ちょっとくやしく思いながらも
「思い出した!!」と夫に伝える。夫は「ちょっと待ってよ…」
と言いながら暫くして
「おおたたおぉ!!」と、また叫んだ。

しかも、まだ「お」なのかよ?
「こんなんは、すぐにスマホで調べたらあかんねん。余計でてこなくなる。」
とはいうものの、どこまでが頭の体操で、どこからが時間の浪費なのか、判断が難しいと思うおばChannelであった。