平均年齢65歳のかみ合わない船の旅
昭和のおばちゃんが日々見聞きしたこと感じたことを昭和目線で独りごちます。
名門大洋フェリー「ふくおか」に乗って、大阪から九州へ。
娘の転職が決まり、奈良へ戻って来る前に、孫の働いていた佐世保を見たいという義母をつれ、夫と3人。
54歳、56歳、85歳、平均年齢65歳。
船を利用するのは3回目。
新幹線もいいが、船もいい。1泊料金と移動費込みで、大阪から新門司まで9880円。安い！！
部屋にトイレがついてるクラスになるともうちょっと高くなるが、カプセルタイプだと（7220円）もっと安くなる。
夜はバイキング
朝ごはんとまとめてチケットを買うとお得になる。
食べて始めて暫くすると座席キープのカードにクイズがあることに気付いた。
ここから、かみ合わない会話が始まる…
夫「ドイツ🇩🇪」
私「ベルギー🇧🇪」
正解は
義母「コロンビアってどこにあるの？」
夫「南米やな」
義母「チリとかあるところ？」
私「そうそう」
義母「アスカに大きな絵があるなぁ」
夫「あるな、あれは高松塚古墳やろ」
（突然の奈良県？）
義母「ちゃうねん、ほら、空に」
（空？天井か？）
私「玄武とか白虎？キトラ古墳？」
義母「ちゃうねん、ほら、空から見るでしょ」
（空から？…わかった！）
私「ナスカ？ナスカの地上絵？」義母「ああ、そうそうナスカや。おっきな絵があるなぁ」
まあ間違えることもあるか…
すると夫が「それは洞窟やろ」
と突然？な発言。
（洞窟？！解決したとこに何ほりこんでくるねん？）
と思うが、なぜ洞窟が出てきたのか考える……
そしてでた答えは
「それはラスコーやろ！！」
夫「そうや！ラスコーや。ラスコーとナスカー似てるやろ」
上に、ナスカには長音記号はついてない。
お互い、記憶力も耳も悪くなり、勝手にそれぞれが思い込みで話し出す…
こんな噛み合わない会話でも できる相手のいる幸せを感じることができるようになるということが老いるということなのだろうか…と思うおばchannelであった。