太田りゆの敗戦と児玉碧衣の敗戦について
松山競輪ガールズ決勝
太田りゆの敗戦を再確認
一目散にSを取りに行った太田りゆ
一体何を考えていたのか?
①6.7番手捲りになった時、
尾崎睦と山原さくらの中団で車間開けられてからの2段駆けが怖かった
②グランプリで失敗した佐藤水菜と同じ形で勝ちたかった
③将来の為に戦法の幅を広げたかった
④その他
レースは前受けからゆっくりとした上がり方の山原さくらを突っ張らず中途半端な下げ方で包まれて着外
敗因は7番手からでも捲れるスピード、能力がありながら前受けした事
しかも前受けなら突っ張るか一旦後方にきっちり下げずに中途半端に下げた事
でもこのレースは全員の動きが絶妙に絡みあったレース
太田りゆが中途半端に下げたのを見て即座に蓋をしに行った尾崎睦
この早い動きはこの形を想定してなければ動けない
野口諭実可もこの意図をみながら元砂七夕美と番手競り(危ないけど見どころあった)しながらこれに呼応
それで即座にこの形
山原さくらはこれを見てペースを落とす
蓋をするのが自力のある尾崎睦なので効果がある
野口諭実可、後ろに鈴木奈央がピッタリで包囲網完成
しかも最後は尾崎睦がわざとギリギリまで踏まず
西島叶子が外に踏んだ時に上の写真からしばらくスペースが少しだけ空いたがコーナー出口で怖くて(危なくて)さすがに突っ込めず5着まで
強者の失敗の隙を見逃さなかった各選手の動きは評価したい
しかしこの戦法は尾崎睦が数々決勝でのみ出していた技
太田りゆは恐らく知らなかったはず
自分はわかっていたのに車券考察の1つに入れれなかったのが悔しい
参考にしていただいた方はほんと申し訳ないです
後は児玉碧衣
こちらも先日の決勝で着外
石井貴子(千葉)にこれだけ車間を開けられてからのこの早めの仕掛けなら差されて当然
今は長い脚は使えない
しかもこの永禮美瑠のルールの範囲内の1発(ヨコ)が効いた
これでスピードが一瞬落ちてトップスピードに乗る時間が遅れてしまった
これがなければ差されてはいたが2.3着には粘れてたと思う
今年の児玉碧衣は挑戦者の立場
これからは本人のヤル気次第
少し時間はかかるかもわからないけど暫くどんな走りをするか様子見
駆けて負けたので今後には繋がるはず
個人的には絶対女王の復権を期待
(また書いて欲しい内容がありましたら書きますのでフォローしてご意見頂けたら幸いです)