朝みた鳥からの羽ばたく1日
朝に時々隊列を組んだ鳥が見える。
朝なかなか起きられない年長さんに、声をかけて一緒に空を見て、視界から消えるまで鳥の隊列を眺めて一日が始まった。
日中子どもたちを預けて母親の用事を済ませ迎えに行ったとき。小さな二羽の隊列に今度は年長さんが気づく。
「朝も見たんだよ」と祖父母に伝える。その顔はどこかすっきりしている。
家に帰ると、折り紙の孔雀を見せてもらい。
おじいちゃんに教えてもらって、自分で折ったんだよ!と自慢げ。折り目正しい、きっちり。
おばあちゃんと約束していた、鉢の植替えにも挑戦。
カードゲームをやってみたり、楽器を弾いてみたり。
祖父母の家に行くといつも何かお土産がある。
物を与えるだけではない何か。
心が豊かになる何か。
そういうものは、どこから与えられるのだろう。
別の日に折り鶴をマスターした年長の子どもと鳥と祖父母とそれを見守る母。
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