こんなところに礼拝室!?@神奈川大学みなとみらいキャンパス
こんにちは!私たちは、神奈川大学みなとみらいキャンパスに通う
多文化共生ゼミの3年生です。
皆さんは、神大のみなとみらいキャンパスに礼拝室があることを知っていますか?今回私たちは、講義の一環としてキャンパス内の礼拝堂を調べてみることにしました!
そもそも礼拝とは?
イスラム教を信仰するムスリムには、1日に5回の礼拝義務があり、夜明け前、昼、午後、日没時、夜に礼拝を行うことが一般的です。
場所と日の出と日の入りの時間によって、それは毎日異なります。
礼拝が義務であるムスリムにとって、礼拝室は必要不可欠なのです。
本題に戻ります!あまり知られていませんが、神大には二つの礼拝室があるのです。
実はこんな所にあります
二階の保健管理センターを過ぎて、突き当たりにメディテーションルーム1と2の2部屋あります。
予約の方法
ご利用の際は事前予約が必要です。
予約フォームからも予約ができます。
https://forms.office.com/r/vmzLHZfzL2
利用の決まり
【メティテーションルームに関するお問い合わせ】 みなとみらいキャンパス1階グローバルラウンジ TEL:045 -664-3770
メディテーションルーム(礼拝室)
これは、メディテーションルームの中の写真です。中にはお清めする場所とメッカの方向を示す目印があります。
なぜお清めが必要なのか?
定められた順序に従い手、足、顔などを水で洗い清めます。
すこやかな体とやすらかな心、そして罪から浄められた魂の持ち主でありたいと願う人々に対し、浄め(ウドゥ)の実践を求めています。
アッラーのしもべたちには、物質的・精神的な汚れを落としてから主の御前に立つことが求められているため、ムスリムは礼拝を行う前に清め(ウドゥ)を行うのです!
礼拝をする際に使用するカーペットは、神殿などの絵柄が描かれていない方に座るのがきまりです。
この写真は、メッカの方向を示しています。メッカというのは、サウジアラビアの都市の名前で、イスラム教発祥の地と言われています。
ムスリムは、このメッカの方向に向かって礼拝をします。
実際に礼拝室に行ってみた感想
礼拝室だと思い実際に行ってみると、メディテーションルームという名前で誰でもお祈りや瞑想等に使えるということに驚きました。また、カーペットの貸し出しがあり、いつでも利用できるようになっていることから神奈川大学の多様性への工夫が見られました。ですが、メディテーションルームの存在を知らない人が多くいるため、HP等で誰でも情報を得られるようにすると良いのではないかと考えました。