誉める方が断然いい!
誉める方が断然いい!
逆も真なりで、けなしたり、批判や悪口を言ったりするのはやめておこう。
口にするなら、ほめることを心掛けるのだ!
ちなみに、「誉める」と「褒める」の違いは?
「褒める」~
「褒める」とは、人のおこないを評価すること、たたえることを意味する。
「褒める」は、目上の人から目下の人、または同列の人に向けて使われることが多い。
親が子供をほめる場合や、上司が部下をほめる場合などに使われる傾向がある。
「誉める」~
「誉める」も、意味としては「褒める」と同様に、人のおこないを評価することやたたえることを指す。
「誉める」は、個人から評価されるというよりも、多くの人からの評価、社会的な評価というニュアンスがある。
先日、いつもの理髪店へ髪を切りに行った。
いつも大繁盛しているお店だが、タイミングよくお客さんは一人で、すぐにやってもらえた。
ツイている!
お店は、親子でやっていて、私は20代の息子のほうに切ってもらう。
髪を切り出してから、どこからともなく「うどん屋」の話になった。
「○○(うどん屋)」の細麺が最高!
「〇〇」の焼き鳥が美味しい!
「○○」のラーメンが美味しい!
(うどん屋でラーメンが人気のお店がある)
理髪店の親子、お客さん二人の間で話に花が咲く。
身近なのに、お互い知らないことが多い。
「○○(うどん屋)」が一番うまい😋
「○○」の焼き鳥はテイクアウトしたら喜ばれる!
今度行ってみよう!
ハードル上げすぎ!
といった会話が永遠続く(笑)
そんな中、カレーうどんの話になり、超有名な「○○(うどん屋)」のカレーうどんが話題に上る。
営業時間、値段、サイドメニューのおでんや焼き鳥の細部に至るまで詳しい話が聞けた。
話題に挙がった店のカレーうどんは何度が食べたことがあり、確かにここが一番。
ここのカレーうどんを食べると、「○○(うどん屋)」のカレーうどんは…。
一瞬そんなフレーズが出そうになったが、ここで一呼吸おいた。
ここのカレーうどんも普通に美味しく、けなすことはない。
その矢先、お店の息子の方が、
「○○(うどん屋)」のカレーうどんも美味しい!
(私が危うくけなそうとしたうどん屋のカレーうどん)
お店でカレー(ルー)を作っていて、これが最高!
「○○(うどん屋)」(上記に挙げた有名店)のカレーうどんより好きかも!
あぶねー!
私が一呼吸おかずにけなしていたら、この言葉は出てこなかっただろう。
自分の好みを否定されて、嫌な気持ちにさせていたかもしれない。
うどんでもなんでも人それぞれ好みがあるから、自分の意見を言うのは問題ない。
だが、けなしたり批判する必要はない。
学生時代、好きなアーティストで友人と張り合い、相手が好きなアーティストをけなし合うことがあった。
自分の好きなものを誉めるだけでいいのに、わざわざ対抗して張り合って…。
今考えると、全くもって無意味で時間の無駄だった。
張り合っている同士も、不快な気持ちになっていたはずだ。
教訓ではないが、要は自分の好きなものを誉めちぎるだけでいいのだ!
理髪店での会話の中、みんなが「誉める話」ばかりだったので、会話が弾んだ。
ここでネガティブな話が出れば、途中から無言になっていたかもしれない。
悪口や愚痴で慰めあって盛り上がることもあるが、これがいかに愚かなことであるかを気づかされた。
けなすことやネガティブな話題は一切必要ない。
誉める方が断然いいのだ!
おかげで、髪を切り終えるまで楽しい話で喋りっぱなし。
終始笑顔の楽しい一時に、髪を切ってもらった。
そんな空気感の中でやってもらったので、さらに男前になった!
ありがとう!