【一日一本】”依存メンタルを力に変えるレッスン”をご紹介します。
今回は、
「依存メンタルを力に変えるレッスン」 バク@精神科医 著 大和書房
をご紹介します。
ところで皆さんは「依存症」ご存じですか?
知っているよ!
聞いたことはあるよ!
という方はいますか?
たまに芸能人や著名な方々が捕まったとニュースになることがありますので、なんとなく耳にしたことがあるかたは多いのかなと思います。
今回はその「依存」です。
皆さんも経験あると思います。
ちょっとハマること。
食べ物にちょっとハマっていて・・・
このメーカーがとてもカワイイから・・・
運動もありますよね。
この「ハマる」。
良い方向に働けば、とっても良い結果になることだってあります。
スポーツ選手はこの部分の力が突出しているのでしょう。
・依存メンタル=みんなの心に普通にあるもの
・依存メンタルの乗りこなし方がある
とバク先生は教えてくれます。
それでは、幸せにつながる上手なハマり方をみていきましょう!
依存?病気じゃないの?
そもそも「依存」って?
・アルコール依存症
・ネット依存症
・ゲーム依存症
・薬物依存症
このほかにもいろんな依存症がありまが、これをみて皆さんはどう思いましたか?
私には関係ない、なんだか怖い病気・・・
では、「依存」と「依存症」の違いをみていきましょう。
【依 存】何かに夢中になっているだけ
【依存症】何かに夢中になってそのせいで生活が困った状態になってもやめ られず医療などの介入を必要とする
よかったぁ!私は違う!とホッとしましたか?
そうです、ほんのわずかな違いのようです。
しかし・・・
お酒で例えるなら、ニコニコお酒を飲んでいるだけなら 〇 、飲みすぎて自分の行動を覚えていない、仕事にいけない、たくさんお金をお酒につかって生活できない・・・となると ✕ ではないでしょうか?
依存は私たちのまわりにある
SNSを見たことがない、扱ったことがないという方はいますか?
今は、幼児からご高齢の方まで、スマホなどを手に持ち使いこなしています。
これだけ普通に生活の中に取り入れられていると
「そんなこといわれたって・・・・」
と思った方も多いかと思います。
スマホが子供の脳に悪い、脳の機能を低下させると警告する人もいます。
さらに、スマホを開発したトップの方々は自分の子どもには使わせなかったという噂まであり、なにかこの脳の「依存」という特性をうまく利用した製品、アプリであるように思います。
自分の投稿に「いいね」がつくとうれしいですしね。
有名な方のSNSには、何万人もの登録者がいます。
しかし、
「夢中になっているものに振り回されて、困っていてもやめられない」
このような状態になってしまうとどうでしょうか?
SNSでヒートアップした発言も、どこかでこの「依存」につながっていると思います。
依存メンタルとうまく付き合おう
バク先生は「依存は私たちのまわりにある」といいます。
夢中のなること自体はとても良いことです。
でも夢中になっているもののせいで、知らず知らずのうちに周りの人が自分のことを嫌いになって、気づいたら一人ぼっちになってしまっていたら・・・
そんな最悪な事態を避け、何かにうまく夢中になって、依存メンタルを乗りこなせたらとてもいいとおもいませんか?
だれにでもある依存メンタルを力に変えて人生に活かしていくことを目指すことが大切なんです。
私、依存症の方々とお会いしたことがあるのですが、「こころが弱い」から依存症になるのではないと思っています。
そして、その状態が良いとはご自身は思っていないのです。
でも・・・なんです。
やめられないから、治療が必要なんです。
だって、多くの成功した芸能人が薬物などに手をして、結果は画面からもわかると思いますが、自分の人生よりもその快楽に身を染めてしまうのです。
芸能人なら食べること、住むことに、困らないかもしれませんが、一般社会では、食べる、生きることさえも困難になってしまう方がいます。
そして、残念ながら、このことを同情してくれる人もいなければ、報道してくれる人もいない、1人孤独に自分の頭の世界をゆがめて生きている、やめること自体ができなくなった人が多いのではないでしょうか。
人とのつながりさえも失われてしまいます。
こころの病気は、生涯を通じて5人に1人がかかるといわれています。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/first/first01.html
「いい依存にハマって毎日をちょっと幸せに生きるコツ」
「ダメ依存にハマりかけてしまったらそれをどう捨てていけばいいのか」
ひとつずつ本の中でバク先生が教えてくれます。
ぜひ、幸せにつながる、上手なハマり方をgetしてくださいね。
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