週刊文春はエロい

 今は文春砲なんて芸能人を攻撃する週刊誌になってるけど昔はそんなんじゃなかった。スクープの類はフライデー、FLASHがやってた。

 イメージとしては週刊新潮と横並びな感じでスマホや個人パソコンが無い時代に読んでた。どっちかを親の気まぐれで買ってこられたのが家にあるから手に取る。

 だが文春の方が嬉しかった。まず巻頭グラビアが数ページある。水着は無い。グラビアアイドルじゃなくて旬な若手女優を綺麗に撮ったもの。
 露出は少ないが顔のアップがある。美人をまじまじと見れるのはヌードグラビアよりいいね。

 そして淑女の雑誌からのページ。ド下ネタが載っている。下ネタ通り越してド変態な内容も多い。大人ってそんなにエロいの?と驚愕する。独特な挿絵もいい。

 下ネタを見たあと最初に戻り綺麗な女優さんを見ながらこの人もエロくてあんなことするのかな、なんて想像するのが週刊文春の正しい読み方。

 変態下ネタが性の正しい知識を得る前の子供に読まれてしまうのはいただけないな。アブノーマルなプレイを普通だと思う大人になると危険だ。ノーマルがあった上でのアブノーマルなので普通にアブノーマルというのは本末転倒だ。

 週刊ポストは普通にヌードグラビアが載っている。でもヌードグラビアよりギリギリ脱がされかけている落ち目の女優が憂いを持った表情でいるセミヌードの方が良かった。美人なのに仕事運がなくていよいよVシネに出るかくらいの。

 笑顔もいいけど悲しげな顔が男性は大好き。本能的に助けてあげたくなるから。前に書いたnote「男性は困っている女性に惹かれる」でとりあげてるよ。読んでね。

 あからさまにヌードが載っているからこれを部屋に隠すともはやエロ本だ。だから逆に買ってきてすぐ見せて居間に置く。
 それで相撲の八百長の記事あったから買ってきたよ、相撲界は腐りきってるねとか言う。棒読み。
 親も記事読みたいので手に取る。そん時に裸やグロい写真のページはクリップで開かないようにされる。

 まあクリップなんでね。糊付けされる訳ではないからクリップ外して裸見たらまたクリップ付ければいい。
 さんざん居間で見慣れた週刊誌が子供部屋に移動しても隠し持ってる感がない。あとは部屋で好きなだけヌードグラビアを拝めるてなもんだ。

 さっき軽く書いたけどグロい写真のページってどういう需要があって載せてたんだろう?手術中のとか事故のとか。裸のページだと思ってクリップ外したらグロ写真とかトラウマになってるよ。やめて。

 というわけで相撲で八百長があるほどグラビアで裸が拝めるという謎の図式が出来上がってたという話でした。


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