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笹船のような少年

少年は今のところ結婚には興味だけを感じており、なんなのか複数の女のこにきいてみたが、ロマンチックな答えが返って来るのみなのだった。少し大人とひと味違う意見を言いたい気持ちも手伝ったのかもしれなかった。結婚したいこの名前をふたり言ってみた。おふざけではないのだけど今結婚する気はなくて、妄想でいろいろふくらましてみたかった少年は言って後悔したのとそれは、初めての後悔だった。その複雑な感情はしらなかったのだ。どうにか空気を変えようと次の名前を出した時、もうおぼえはじめの後悔は止まらなかった。知ろうとしたのが、いけなかったんだ。わかりもしないことを、知ろうとしたとき、反対されると気づくんだった。みんな幸せだと想ってお調子のいいことを、話題にしたのらしい。少年は。ちょっと善良過ぎて自責の来るのも速かった。普通の結婚は他の家庭でうまくいっていたし憧れる思いもなかったわけではない。しかし兄弟の面倒を日常的に任されてつらかった少年は、ほかのありかたじゃないと考えてみたくなかったのだ。なんとか我慢を卒園する瞬間みたいなイメージをしていたそれは、縛るところは一つもあっては、ならなかった。こわいのを覆すこわい事だった。相撲よりエネルギーを使いそうな。あるいは言われるとおりの楽園のような生活が待っていてここに全てが揃って、居ない家族もひょっこり帰って来るのか。家族。家族は、これのことだが、ほとんどの働きをしているのは少年だったし現実を担当していた。謎のような想像の余地はあと、それだけだったのだ。二人じゃ成り立たないのをなんで強がっちゃったのか気になっていた。折り紙を教えてくれた家政婦さん。隣の家のちょっとかわいくて生意気な、ペット。一番助けてくれた水道水。たしかに見守ってくれていたモノの数々も今は、曜日が曜日でなに1つない。自分は、自分は、自分しかない。今日は、今日は、今日しか、来ないんだ。その瞬間ふっとちからが抜けた。生きるのはここでも出来るし、してみせる。ここを居なくなったのは、ここの見えないひとたちだよ。ここを、ふみしめて見せると誓うと、胸に熱いかたまりがよじ登ってあるような気持が、した。激しい感情を味方につけ、悔しさとものがなしさと、勇気を同時に、感じられた。そんな時少年は、簡単じゃないね子供って、大人は楽だけどと、そんな事を想うのだった。みずみずしい生き方をその日から少年は、捨てた。貫禄を身につけ、老成した意見を言う様に成り、缶切りを使った悪戦苦闘や、鍵の、管理を、するように、なった。その日少年は、少年になった。おとなには成らないと心に、誓っていた。指輪をつける少女を、捜し始めた。

相互援助そのものは、大切と、思います。有償のことをする余裕を持って、無償の活動を敢えてする系のスタイルを、とってます。 プライスレスに、人生を再始動したい人には情報を提供出来るかなとおもいます。OK??? 企画倒れは充分警戒したいし、格闘技なら階級低め、組織ならNPOは、穴場。