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7の魔法少年
7の魔法少年は、7との縁を一杯持っていました。
7について全てを理解していました。
ラッキー7という言葉をあまりにあいしていた為かも知れません。
誰も全部は理解出来ない7の事を全て、理解出来た時、小さくて小さくない変化は起きました。少年の日常生活、人生に。
1日は意外に分かりません。
天気も当日変わります。
すきな7の事を少年は、理解出来ました。7日、それは当然分かります。7時間を7回したらいくつになるか分かりました。ちいさい頃にすっかり分かっていました。
7の倍数も大好き。
7個ある星々は全て覚えます。
7日毎の時をかけるな恋人達も曜日の面は、覚えました。
7について全てを察そうとした少年は、ヒント以上とは言えないその情報から、7の倍数の時間に、タイム移動する方法は、分かっちゃいました。邪気も分別も善悪もあまり在りません。
7の日への旅を少年は始めました。
気持ちとしては7を知って、自分を知って、そしたら、なんか聞いた事ありますね、そんな気持ちを持っていました。
愛情を昇華する点は、抗い難く早熟になってたかもしれません。
7に期待するあまりか、他の数に絶望するあまりか、法則性から未来を失望したのか、明日7の倍数と無縁な日とわかったら、忽ち時間移動を、使います。
神の定めた休息日にも、メモリアルなその日、初日に、移動しました。
いそいそと。
牧師や神学に敬虔なひとたちは、口々にあっというまに、見破った労働風味の疲れを、半数は詰問し、半数は心配しました。
素朴な伝統的、古雅な大人に囲まれて、なんとなく馴染めたという頃に少年は、過去に定住しました。過去のいやさは、7の倍数とも違う現代に戻るよりマシと思いましたからね。
今は、過去にいって居ない少年は愛情に、恵まれてます。7日毎に礼拝にも顔を出しています。
おしまい。ある教会に似顔絵は残っています。
ほんとうかな?
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