次のバフェット銘柄・・・?円建て社債発行で日本株に思惑広がる

先日ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハザウェイが円建ての社債を発行したことが話題になっていますね。

前にバフェット氏が日本の商社株を買った際にも円建て社債の発行をしていることから、今回もバフェット氏が次に買ってくる日本株について憶測が飛び交っています。

大方の予想は銀行株と言われていますが、実はそうじゃないと私は考えています。

今日はその理由と、バフェット氏が次に買うだろう銘柄の考察をしていき痛いと思います。

銀行株はたぶん無い

その理由は、銀行株には既に資金を入れている可能性が高いからです。
バフェット氏ほどの投資家なら、金利の上昇が銀行株にとってプラスに働くことぐらいすぐにわかるもの。
そのことを見越して既に以前から資金を入れているでしょう。
そもそもそういった期待を織り込んできたが故に現在ではコロナ前の水準をはるかに超えて上昇してしまっています。

加えて、銀行株はそれほど長く保有しないだろう理由もあります。

投資損リスク

銀行はこれまで低金利が業績の下押し圧力にあえいできました。
その間、少しでも儲けを出そうと各銀行は規制の範囲内でリスクの高い投資もしてきています。

低金利になれば安全な国債で運用しているだけでは雀の涙ほどの利益しか出ません。
そうしたら自然とリスクの高い証券を多めに持つことになります。

その結果、今中国で懸念されている不動産や劣後ローンが混じった金融派生商品などを大量に保有しており、もし今後金利が急騰してローンのデフォルトが膨らんでしまったら、銀行も一気にダメージを受けます。

日本の銀行は海外ほどのリスクテイクはしていないものの、それでもローンのデフォルトなどのショックに見舞われれば業績は大きく傷つきます。


そうなったときにおそらくバフェット氏も銀行株を利益確定売りするでしょう(既に買っていたとして)。


ではバフェット氏は次に何を買ってくるのか・・・?



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