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一橋大学生による必勝勉強法#3 英語編①単語・熟語
皆さんこんにちは。今日のテーマは受験の英語の勉強方法です。
ここで一つ意識しておいていただきたいのは英語は文系理系問わず、重要科目であるという点です。英語は基本どの大学でも配点は高いですし、英語が苦手であるのならば、受験においてディスアドバンテージとなります。
しかし、まず英語が苦手という方は、マイナスなイメージをここで捨ててください。
固定概念やステレオタイプが成績に影響を及ぼすという話をご存じでしょうか
「女子は数学が苦手だ」
「文系は理数科目ができない」
「理系は暗記科目が苦手」
どれも何も根拠のないことでありますが、悲しいかな、こういった言葉を実際に教師にかけられてきた生徒はそうでない生徒に比べて成績が低下することを示唆する研究もあります。
女子で数学が得意な人もいますし、文系で数強の人もいますし、理系で暗記力がすごい人もいます。何の根拠もないステレオタイプを自分のやらない言い訳にするわけにはいきません。というのも「自分は文系だから…数学ができない」と文系であることを言い訳にその勉強から逃げようとする、そんなステレオタイプに飲まれている人が多いからです。これは自分の可能性を狭めることにもつながりますのでもったいないことです。
成績が芳しくない科目というのはやっていないだけのことが圧倒的に多いです。また苦手意識を持っているとその科目の勉強ハードルも上がってしまします。そこで苦手ではなく「伸びしろ」がある科目としてとらえるのはどうでしょうか。科目に対するマイナスなイメージを消し去ることができます。
さあ、英語に対する苦手意識が消えてところで、受験英語の攻略方法について解説していきます。受験英語は大きく分けて
単語・熟語(語彙系)
文法
英文解釈(既習の文法知識を長文の中で活用)
長文問題
リスニング
英作文
の要素から成り立っているといえます。順を追って解説していきますね。
単語・熟語
この単語の知識の有無が英語の学習の楽しさを変えます。私自身は高校一年生の春ごろには受験英語用の単語帳「ターゲット1900」を覚えていたので、その後の学習が非常に楽になりました。
初学者がまず始めるべきなのはここです。教材としては「ターゲット1900」か「システム英単語」がおすすめです。仮に高1高2の方がこれを読んで一か月程度でマスターしてしまえば、英語の学習は軌道に乗るでしょう。読んでくれた方は必ずどちらかを購入して学習を始めてください。
単語の覚え方についてですが、ネット上には数々の勉強法がありふれています。
私自身様々な覚え方を試しましたが、やはり効果的なのは身もふたもなくいってしまえば人それぞれという結論です。勉強法をシェアしているのにそれはないだろうと思う方もいると思いますが、少し待ってください。
そもそもネット上で勉強法について書いている人は、「自分は音声を聞きながら覚える」「書いて覚える」などなど、自分が気に入った勉強法をシェアしているのに過ぎないのです。自分が利用したものを高く評価するという心理もありますが、勉強にこれという正解はないのです。ここでもう一つ伝えたいこと。それは
「自分で勉強法を知ったうえで自分流にアレンジ」
するべきだということです。
その勉強法をシェアはします。ただそれはあなたにとっての正解であるとは限らないということです。人それぞれに、性格や好みのやり方があるように、勉強法というのは自分で選択し自分なりにカスタマイズしていくものであるといえます。
また話がそれてしまいましたので、数々の覚え方を試した私が使っている単語の勉強法について書いておきます。
① 単語(一回で覚える量は百単語程度がよい)を既知のものと未知のものに分別(知らないものに印付け)
② 知らない単語の発音を必ず確認して自分で発音。(リスニング対策にもなる)
③ 持つ意味を自分なりにイメージし「感情」と結びつけて意味を暗記。
→・entertainなら楽しい感情を自分の脳の中に想起し、意味との関連付け
・pushなどの動作系なら自分がドアを押す様子をイメージ
・感情と結びつけるのは感情と記憶の間に密接な関係があるため。勉強に感情を取り入れるのは非常におすすめ。
④知らない単語をひたすら繰り返す。
「使える勉強テク」
・一時間(例)と時間を決めて覚える。(人間は締め切りがあると集中モードを引き出せます。)
・単語に感情を絡ませる
・単語暗記した後はスマホなどはいじらず、目を閉じぼーっとする。(脳がインプットした情報の再構築を行います。)
この4ステップです。これだけと思うかもしれませんが、これだけです。正直英単語の暗記は勉強法というものを持ち出すのも仰々しいです。暗記は暗記で根性が必要ですから。(もっと理解が必要な勉強にはそれなりの勉強方法もありますので後ほど記事に書きます)
この単語暗記で目指すのは音を聞いて日本語の意味が分かることです。
この山場を乗り切れば、英語の学習のハードルは非常に低くなりますので頑張ってください。ここまでで結構書いたので、次の記事は文法から書いていきますのでお楽しみに。
お読みいただきありがとうございました。
それではー。。