
コレデロゴデザインスクールで3ヶ月ロゴ制作を学んで、できるようになったこと。
ロゴをきちんと学びたい
これまで個人でロゴ制作をさせていただく機会は何度かあったものの、
・完成品としてのロゴのバランスに自信がもてない
・提案書はこの書き方で良いのか?
・他の方はヒアリングをどのようにしているのか
・造形に自信がない
・他の方の提案資料を見てみたい
・黄金比を使った整え方を十分に理解できていない
・他のプロのデザイナーさんはどのようにして制作している?
など、ロゴ制作について「?」が多い部分が多く、
でも誰に聞こうか?
そう悩んでいる時に、
2時間のリアルタイムでロゴ制作を行うコレデサービスと、
そのデザインスクールの存在を知りました。
コレデサービスを簡単にご紹介
コレデは、クライアント・アドバイザー・デザイナーの3人が、リアルタイム2時間で画面共有をし、画面上でイラストレーターを操作しながらロゴを完成させるサービスです。
そしてこのサービスを提供するデザイナーを育成するために作られたのがコレデデザインスクールだそう。
https://www.corede.design
結論から言うと、、、
先ほど記載した「?」は全て聞くことができました。
講師の方との距離が近く、少人数体制だったため、
聞きやすい環境が整っていました。
技術面での向上は、、?
もちろんまだまだ精進しないといけない点はありますが、
講義前に比べて、
・パスツールを以前より綺麗に使用できるようになった(綺麗な造形を作れるようになった)
・提案資料、納品資料、ガイドライン制作の知識がついた
・黄金比を使った整え方ができるようになった
・細部を意識したロゴ制作を心がけるようになった(気にするべきポイントを学んだ)
自分がつくる造形への自信や提案・納品の仕方を知ったことへの安心感はついたと感じました。
講義に最後に実案件が受けられるなんて
コレデデザインスクールに通う決め手でもあった実案件制作システム。
講義の最後に実案件を受けられるというものです。
ヒアリング〜制作〜納品までの一連の流れを講義の最後で実案件としてさせていただけたのは本当にありがたかったです。
今回はその初案件の達成感あり、
反省ありの私のコレデ制作を以下に共有します。
ドキドキの初クライアント案件
何にドキドキ?
このドキドキは緊張というより、不安。。。
2時間でロゴを完成させなければならないというプレッシャーと不安で
本番開始1時間前からソワソワ。
さあ、始まりました。リアルタイム2時間スタート
アドバイザーが前回のヒアリング内容共有、本日の流れを説明。
徐々に近づいてくる私のターン。
イメージマップ、カラー、フォントについての説明。
まあ、まずまずいい感じに説明できたと思う。

実際に手を動かして作ってみる
コレデの醍醐味「クライアントの前でイラストレーターを操作」
ご依頼にあったファンテールのシルエットをペンルールで作成。
リアルタイムならではのご依頼「正面の鳥パターンも見てみたい」
そうですよね!いろんな角度からみたいですよね!作りましょう!
わたしは絵を描くのが苦手でだったため、内心ヒヤヒヤしながらも、
失敗を恐れず自信をもってペンツールを操作しました。
が、何度やってもクジャクの形に、、、。
もう一度書いてみるが、やっぱりクジャク。
イラストを描ける方々を心のそこから尊敬しました。

いろんな種類の鳥を描いていくうちに、
クライアント様から何案か「これいいね!」をいただきました。
では一旦次にカラーバリエーション展開をして検討してみることに。
カラーを検討する
クライアント様より、カラフルにしたい、とのご要望を事前ヒアリングでお聞きしていました。
にしては、写真を見ると「青多くない?」
実は当初のご要望は「カラフル」「黄色系」が好みという情報をいただいておりました。
そのため一度は黄色系で検討していましたが、
「ファンテールというよりヒヨコに見える」「意外と青いいね!」と、
いう流れがあり、全体的に青ベースとなりました。

色の方向性が決まってきたところで、
色に意味を持たせてみますか?と言う流れに。
MEO対策や、WEBに関する商品を扱っているとのことでしたので、
WEBやITに強そうなイメージ、Googleを彷彿とさせるような色みはどうでしょうか?という流れでカラーが決まっていきました。

造形に特徴をつける
「ただファンテールのイラストだけだと面白くないですよね。」
「何か特徴をつけたいですね。」という話に。
そこで、クライアント様が営業代行のような役割を表現して
カバンを持ってみるのはどうでしょう?とご提案。
アイデアを気に入っていただけて、
パソコンを持った営業マンをイメージした造形が完成しました。

フォントを検討する
凝ったフォントではなく、シンプルな方向性で。
それならば、色もgoogleをイメージしていたので、
フォントもGoogle のデザイナーである Christian Robertson が制作した欧文フォントRobotoにしませんか?という流れでフォントが決まりました。

タイムリミットが差し迫った。。ついに完成!
造形よし!フォントよし!カラーよし!縦横イメージよし!
2時間と15分!ちょっと超えたけどギリギリOK!
クライアント様から満足のお言葉と同時に、「コレデ!」をいただきました。

よし!デザイン完成!ではない。
「フォントが決まった!配置した!いい感じに目分量でカーニングした!
よし、納品!」がコレデスクールに通う前の私。
3ヶ月コレデを学んだ私はわかる。
そんなはずはない。
むしろここからが勝負。
ここから造形とバランスを整え、納品データとガイドライン資料作りが始まりました。
黄金比を使って造形を整える
これが一番大変でした。
講義内でやったはずの清書の練習。
今回はシンプルな形だからこそ、少しでもずれていると違和感を感じてしまう。
円と黄金比を重ね合わせながら、清書案を作成していきました。
途中、どうしても綺麗にできない部分が出た際、
講師の方に1on1で質問し、綺麗に整える方法を教えていただきました。
ずっと使い続けてもらうものだからこそ、「丁寧に丁寧に」を意識しました。

完成データがこちら

屋号「FANTAIL」は、非常に人懐っこい性格で親しまれているニュージーランドに生息している鳥、ファンテールが由来です。
「求人」「集客」に特化し、WEBマーケティングに強いイメージを想起させるGoogleを連想させるカラーを採用しました。


終わりに
コレデデザインスクールに通う際に、「若葉デザイナープラン」として、講義の最後に実案件をして卒業できる、とお聞きしたのが決め手で入りました。
ヒアリング〜制作〜納品までの一連の流れを講義の最後で実案件としてさせていただけたのは本当にありがたかったです。
「これをもう少し検討する時間をとりたかった。」
「ここをもう少しスピーディにできればよかった。」など、
反省点は山積みですが、これで終わりにせずに、これからもロゴスキルを磨いていきたいと思います。
コレデの概要はこちらのURLからどうぞ↓