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熱い想い

うちの地区は祭りを運営する組織として、祭り青年と
中老会がある。祭り青年はまさに屋台(2輪の山車)を
操つり、中老会はそのサポートに就く。祭り青年を
引退すると中老会に入る形を採っている。

今の時代、少子化で祭り青年が減り、中老会が大所帯
となり、ゆがんだ人員構造となっている。
今年から新たな試みとして祭り青年の担ってきた屋台
の運行の一部を中老会の若い衆(世話係と呼ぶ)が
積極的に支援することになった。

私はその中で中老会の会長(名ばかりだけど)を拝命し、
自治会と中老会の橋渡し役を行っている。それで
今回、祭り青年と中老会の世話係の親睦会に呼ばれて
参加してきた。

そこで世話係の長の熱い想いを聞くことができた!
中老会の世話係でいるうちはお祭りに関われるけど
徐々に年齢を重ねていくと、何となく参加しずらく
なって祭りから足が遠のく。でも彼は「そう言った
年齢になっても、気軽に楽しく参加できるように
何か仕組みやイベントを企画したい」と訴えてきた。
「今こうやって祭りを楽しく行えるのはそう言った
先人が伝統を守り、引き継いできてくれたからこそ
だ」と。

聞いているこちらも感動と感謝でいっぱいになった。
「いいよ、やっていこう。何か言われたらこちらが
盾になるから」
親睦会の帰り道、月が登っていて、地区の祭りの
将来を想ってくれる後輩達が育ってくれている
ことが実感でき、月明りが心地良かった!!




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