ウサギとカメの競争で考える
今年最初の三日月です。青い空に溶けてしまいそう。
ウサギとカメの競争はイソップ童話で語られる
有名な話です。この話で学ぶべき教訓は
ウサギの立場では油断大敵
カメの立場では地道に努力することが成果に
繋がるという事です。
しかし、この教訓は単発の競争では有効で
あっても、連続する競争、つまり長期的な
勝負となると事情は変わります。
一度失敗を経験したウサギは、この教訓を
糧に怠けることをやめ、努力を惜しまなく
なります。
一方カメは、ウサギとの間にある圧倒的な
能力差を実感し、努力だけでは埋められない
現実に直面するのです。
ではこうした状況でどう戦えばよいのか?
大切なのは、「戦う場」を見極めることです。
単に努力を重ねるだけでなく、自分の強みが
活かせる「場」を選ぶことが鍵となります。
そして、その場で地道な努力を積み重ねて
いくことが、大きな成功への近道となる。
ウサギの俊敏さ、カメの忍耐強さ、それぞれが
発揮される「場」は異なります。自分に合った
舞台を見つけ、そこで自分の力を最大限に発揮
することを目指すことが大切!!