響いた一文
お久しぶりです。
というのもここ一ヶ月ほど部活のストレスから落ち込む日々が続いていたので、更新ができていませんでした。
ですが、部活をやめることにしたので、気分が落ち着き、またノートを再開させれるようになりました。このことはまた書こうと思います。
落ち込んでたときは外に出られず、ひたすらお笑いのラジオを聞く日々が続いていました。
目が疲れないことと、テレビやYouTubeでは見れない一面が垣間見れるのがラジオの好きなところです。
また、ちょこちょこ幼馴染みと会う機会があり、徐々に心が充電されています。
本当に幼馴染みには感謝しかありません。そのこともまた書きますね。
そして、家から出なかったので、気になっていた本もこの際に買って読んでいました。
今回はその中でめちゃめちゃしっくりきた言葉を書こうと思います。
「脳内の構造、その一端に少しでも触れたかった。」
西加奈子の「おまじない」という短編集の中の
「ドブロブニク」というお話です。
劇団に所属する女性が主人公のお話で、
彼女がむさぼるように演劇雑誌や演出家のインタビューを漁って読む理由を表した一文でした。
この一文を見たとき、うわーー!!とドーパミンが大放出でした。
「この感覚私がお笑いのラジオを聞くのと一緒やん」
面白い話を聞きたいのはもちろんだけど、
わたしはその人の独特な考え方に触れ、その考えにたどり着く思考回路を理解したいんだと気づきました。
ラジオは何十回と更新されるので、内容はとてもとても膨大なのですが、話のほんの端っこにちらっとその人のバックボーンが見れたり、それがまた違う回でまた垣間見れたら、
「繋がった!!!」と自分だけの楽しみ方ができているように思えて嬉しいんです。
例えば、
ひねくれてんなー、だらしないなーって人が
意外と上下関係重んじる人で、
「そこはちゃんとしてるんかい」
と思っていたら、
違う回で学生時代剣道やってたと聞いて
「剣道の影響でその辺ちゃんとしてるんかも」
とか。
点と点が繋がったーと嬉しくなります。
また、しょうもないけど辛い時に切り抜けられるライフハック的な考え方も教えてくれて、日常を彩ってくれます。
ラジオの好きなところみたいな話になりましたが、
この本をチェックしたときは、きっと何かに寄り添ってほしい気持ちだったのだと思います。読んで良かったです。
一つ一つが短いので、本を読み慣れていない私にとってはとても読みやすく、すぐに読み切ってしまいました。また読み返します。