#2 ヨーロッパを旅しながら、上場会社の人事課長を続ける
わんこ人事課長です。
人事においての最大のノイズは大きく分けて2つ。
ハラスメント案件
規定や規則、ルールが存在しない案件
わんこ人事課長は直近2週間で10件の相談対応をしてきました。
内訳
・人間関係問題3件
・目標に対する不平不満1件
・ハラスメント主張4件
・メンタル不調2件
1.ハラスメント案件
この中で長期化、重大化していく可能性があるのが、やはりハラスメント案件です。感情の渦がグルグルと絡み合い、笑顔がなくなり、だれもhappyにはなりません。
周りの社員への聞き取り調査、士業への相談、コンプライアンス委員会の開催など、多くの人の時間と心が消耗されていくのです。
それ以外の案件は「どこに問題があるか」を認識し、「対策を打つ」だけなので、やることはとてもシンプルです。そしてその責任は主に上司にあるので、人事からすると手離れがいい案件になります。
わんこ人事課長は、入社して約7年。沢山ミスをして上司に呆れられることもあったけれど、労務問題を起こしたこともワガママを言ったこともありません。その私が、2つめの最大のノイズ「規定や規則、ルールが存在しない案件」を投入してしまったのです。
2.規定や規則、ルールが存在しない案件
少々物語調に
私の頭の中。
”今週金曜日なら上司の仕事も落ち着いてるかな、こっそりスケジュールを押さえ、金曜日に相談してみよう。それまでどのように話をするかロープレをして、その日を迎えよう!よしっ!”
スケジュールを押さえた1時間後
「わんこ人事課長、相談内容のアジェンダを教えてください。役員室に来てください」
”アジェンダ・・・。今・・・。え・・・。”
油断していた私の口から、役員は突拍子もない話を聞かされることになるのです。
役員室に入るなり、私は意を決死、
「今の仕事を続けながら、居住地をヨーロッパに移して、フルリモート勤務を認めてもらいたい!」
役員の細い目が大きく見開き、口が開き、体が仰反っていく姿に、私まで自分の目と口が開く感じがし、動揺がはじまりました。
動揺しながら会話を続けることになるのです。
まずは落ち着くために、
「役員、目と口が・・・。一旦元に戻しましょう・・・。」
「あ・・・。」
##「愛」は、人を動かす。
to be continue……
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?