妊娠するのに大切なこと
不妊治療と聞いてどんな事を思い浮かべますか?
痛い、辛い、お金がかかる。とか?
こんにちは!不妊治療に頼らない高齢出産の専門家のりょうこです。
2022年4月から、不妊治療の多くは保険適用になったのですが、
「経済的に助かるから受けやすい」それだけなのでしょうか?
産婦人科のお医者さんや、助産師さんに伺ったところ、
「足並みを揃えなくてはいけないので自由にできない」
「検査などの単価自体が値上がりしているので金額はそんなに変わらない」
「43歳以上だと保険適用にならないので焦りがある」
「病院によって値段が違うので安くなったとは一概に言えない」
「若い人には良いと思う」
など、賛否両論です。
そしてステップアップ式と呼ばれる不妊治療は、
「せっかく続けてきたのだから」と、
やめるにやめられない人が多いとか。
しかしですよ、
受精が成功しても、
その受精卵に生きるエネルギーがなければ、
分裂し成長するのは難しいんです。
不妊治療のストレスで心身ともに弱ってしまっていては、
体は常に緊張状態なので、
酸素や栄養は生殖器まで届く量が減り、育つものも育ちませんから。
妊活をやめたら赤ちゃんを授かったとよくお聞きしますが、
「妊娠しなくてはいけない」という呪縛が解けて、
体が緩んだからなのでしょうね。
卵子になる卵母細胞は、
あなたが胎児の頃に作られたものです。
卵巣の中で目覚めるのを待っています。
排卵期を迎えると、10〜1000個の卵子が目覚め熟成が始まります。
この時、卵子が目覚める数に比例するのが、AMHです。
AMH(アンチミューラリアンホルモン)は、
残っている卵子の数とも言われていますが、
どちらかというと、受精のための準備をしている卵子なので、
採卵できる数に関係します。
ちなみに、
目覚めた卵子全部が排卵できるわけではなく、
多くの場合は1つです。
排卵できなかった卵子たちは、
アポトーシスと言って、お亡くなりになった後、体に吸収されます。
せっかく準備したのに、排卵できずに卵巣に留まってしまい、
アポトーシスされずに残った状態が、多嚢胞性卵巣症候群です。
話がそれましたが、
まぁ。何が言いたいかと言いますと。
『妊娠を望むなら、妊娠できる体を作る事が先』なんです。
あなたのところに来たがっている赤ちゃんはきっと、
「お母さん、もっと自分を大事にしてね」言ってますよ。
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