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【幸せならOKです】カニちゃん、草むしり5級取得済説
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以前、ちいかわの家にある本が何の本であるかを考察した。
作中で描かれる本の表紙は、無色で描かれることが多いが、アニメの原作補完によって、その本の色が判明することがある。これについては「ちいかわいきなり2級合格説」の動画で詳しく解説している。
スーパーアルバイターのテキストがオレンジ色であることにいたっては、シーサーが初登場する以前から伏線が張られていたほどである。
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このことからも、アニメと原作に登場する本の色には注目するべきであることがわかる。
そして、本と言えば『カニちゃん』こと古本屋である。当然ながら、古本屋が本を持っている描写は多く、原作としては珍しく着色された本を手にしていることも少なくない。
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↑2023/1/10の回では、古本屋は新刊の書店で本を1冊購入した。このとき、古本屋は討伐棒と報酬袋を持っていたため、討伐帰りであることがわかる。報酬袋のサイズと、「選びぬいた1冊だけを買う」という点から、古本屋は討伐ランカーではないことがうかがえる。この時点で、古本屋の収入源は、少なくとも「古書の売上」と「討伐」からなっていることがわかる。
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新刊の書店で購入した本は、薄緑の小振りな本である。旺文社文庫だろうか。
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それから6話をまたいだ2023/1/20の回でも、薄緑色の本を持ち歩いている。10日間もかけてじっくりと読み耽っている本であるにもかかわらず、モモンガを見かけるやいなや、栞も挿まずに本を閉じている。
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そして次の回で、古本屋はついに"カニちゃん"となるのだ。古本屋は、晴れて完全にモモンガ沼に沈みきったのであった。
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その2日後、ナガノ先生は古本屋とモモンガのイラストを投稿した。そのイラストで、古本屋が手にしているのはまたもや薄緑の…いや…
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お前まさか…
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小出は一瞬で全てを悟った。
古本屋の覚悟を。
モモンガをヒモに迎える、古本屋の覚悟を。
これまでの古本屋は、
①自分が読みたい本を買いたい。
②自分が食べたいものを食べたい。
主にこのふたつの望みを叶えるために、古書店+低ランクの討伐で報酬を得ていたはずである。
だがモモンガが"オトモダチ"になってくれたからにはもう、ネ…それだけではやっていけないのだ。
①自分が読みたい本を買いたい。
②自分が食べたいものを食べたい。
③モモンガにおいしいものを食べさせたい←NEW!!
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例えばくりまんじゅうの場合、労働は草むしり(無資格)にのみ参加しているようだが、その目的は「酒」につきる。ゆえに無資格の草むしりだけで充分やっていける。
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ハチワレの場合は、「やりたいことがたくさんある」らしいので、様々な労働や討伐に参加することで報酬を得ている。
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キャラクターの一人一人にある、そういった"望み"を、古本屋はこれから"ニ人分"背負っていく所存なのだ。
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ハチワレよりは学が備わっているはず。
おそらく既に「5級」には合格しているのだろう。
あゝ無情…