【これで良かったのか?】ラッコ先生の「甘さ」
司令塔ふわふわ
ラッコ先生は強い。
そして優しい。
強さと優しさに基づく彼の行動は今回もぬかりない…のだろうか。
この後、ラッコ先生は島民たちの指揮系統をとった。
ここで全員のボディチェックをしていれば、事態はもっと早く収束していたかもしれない。
だがラッコ先生はそれをしなかった。
それどころか「人魚を食べると尻に何かができる」という事実を共有せずに、「犯人は名乗り出て!」と言うのではなく「心当たりは?」と聞くことで、犯人が名乗り出やすいように、なおかつパニックが起こらないように配慮したのだ。こんな大人が身近にいてくれればどんなに嬉しいことか。
これほどの洞察力や推理力があるのなら、セイレーンの「わかった!」の真意を見抜くことができていても不思議ではない。
そんな中で、ちいかわは一人で核心に近付きつつある。
単三電池の件をラッコ先生に打ち明ければ、ラッコ先生は犯人の正体に気付くだろう。
そこでハチワレが「葉っぱ島民の二人は仲良し」とでも告げれば、犯人が二人であることにも気付くかもしれない。
ちいかわは今すぐラッコ先生に、いや、全員に打ち明けるべきである。
(小出は打ち明けると予想します)
同じ釜の飯を食った仲間には、話したい「秘密」は話していいはずだ。
話したくない「秘密」なら、一人で…灰になるまで…
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