【今度こそわかった】人魚を食べた犯人
人魚の肉を食べると…
永遠の命を手にしたであろう「犯人」は一体誰なのか。
今回も物語の中に散りばめられたヒントや犯人の足どりを追っていく。
民家
ちいかわたちは、突如としてセイレーンと最悪の再会を果たす。
危険を悟ったラッコ先生によって、ちいかわ・ハチワレ・うさぎの3人は近くの民家に押し込められた。
民家にあったもの
この民家の本棚に並べられていた本「伝説の!!生物図鑑」によって、かねてより疑われていた「人魚の肉を食べると永遠の命が手に入る」ことが確定した。
このことから、この民家の持ち主は、少なくとも人魚を食べると永遠の命が手に入ることを知っているということがわかる。
加えて、その他の本が「あまいもの図鑑」「たき火」「お花いろいろ」「おいしいごはん」であることから、本土のちいかわ族を島に呼び寄せるにあたって、これらの本を参考にしたと推測できる。
民家の持ち主が犯人?
ハチワレは「たき火」を前に歌った。「いつまでも絶えることなく友達でいよう」……
今回の物語の中心は人魚とセイレーンである。彼らは本来美しい歌声で人々を惑わせる生物である。
今回の物語において、「歌」には重要なヒントが隠されている可能性が高いのだ。
ハチワレが歌った「いつまでも絶えることなく友達でいよう」というフレーズは、「いつまでも絶えることなく友達でいたい」という動機から人魚を食べてしまった島民が少なくとも2人以上存在するということのヒントなのではないだろうか。
加えて、民家の入口には釣り竿が2本置いてある。
この民家に2人が暮らしているとすれば、彼らは「いつまでも絶えることなく友達でいたい」、だから人魚を2人で釣って食べた、ということになる。
これが原因で他の島民が犠牲になっている現状からみて、2人は自分たちが人魚を食べてしまったことを、他の島民に隠していることがわかる。
「いつまでも絶えることなく友達でいたい」のに、名乗り出れば今度は自分たちが食べられてしまう。たがセイレーンは犯人が名乗り出るまで島民を捕食するという。この絶望的な状況から、「犯人」を含む島民たちは、本土のちいかわ族に助けを求めた。
あまりに重大な秘密を共有する「2人の犯人」は、永遠の命を手にしても気が気でないはずで、それは挙動にもあらわれているのではないだろうか。この2人のことである。
あの民家の持ち主がこの2人であるなら、全ての辻褄が合うのだ。なぜならこの2人は「仲良し」だからである。
2人で1つの罪をおかした。
つまり"UNO"。
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