マロン日記#27【ビンタに彩られた一日⑦~熱を帯びた手のひら~】ビンタ資料動画96発(超強烈)☆有料☆
30分ほど休憩した私は、ホペタに張り付けていた冷えピタを剥がしてみた。
ええっ⁉
冷えピタのぷるるんとした青いジェルが、完全に干からびている。
まるで青い干し芋だ。
灼熱だったホペタの熱は冷め、腫れも引いている。
冷えピタすんげぇ!
『ととのった、もう大丈夫だ』
サウナ上がりに水風呂へ浸かったかのようなホペタ。よし、これでまたたっぷりビンタを味わえる。
「もう大丈夫なの?」
「はい」
「流石、回復力はやいね。じゃあ、どんなビンタする?」
「右オンリービンタで」
「ん、マッサージは?」
「お願いします」
ソファから立ち上がったマロンさんはデジカメのRECを押してスタンバイ。いざ、MAXビンタ再開──
パァアアン!
ぐにぐに……パァアアン!
おお、気持ちいい。
ホペタが回復したことも大きな要因ではあるが、マロンさんのMAXビンタに段々馴れてきたみたいだ。
ぐにぐに……バチィ!
ぐにぐに……パァアアン!
いいぞ、対応出来ている。
それにしてもマロンさんは強い……強い人だ。
ビンタの強さは勿論、気持ちが、メンタルが強い。
彼女は、覚悟のステージが違う。
誓約書を書かせたのは思いきり私にビンタをするため。彼女はその言葉通り、MAXのビンタを張ってくれている。
その心意気に応えるためには、キャッチャーに徹することだ。
左右ビンタへ移行、ホペタを切り裂くようなMAXビンタ、痛みを和らげるマッサージ──
今までマッサージビンタは沢山貰ったが、MAXとなればまた話は別。冷えピタで冷めたホペタは再び熱を帯びてきた。
左右マッサージビンタを終えて、マロンさんはブラックコーヒーを一口コクり。
入室してからずっとMAXビンタを続けてくれているマロンさん。
「手、大丈夫ですか?」
「全然大丈夫」
とは、言うものの、流石にマロンさんの手のひらが心配になってきた。
よし、ここらで味変だ。
「マロンさん、口にお願いできますか?」
「いーよ」
「じゃあ軽めので」
パム!
え……?
ピタン!
あれ……?
ペタン!
熱い……
パム!
マロンさんの手のひら、めちゃくちゃ熱い!
ホペタが熱を帯びているので気づかなかったが、マロンの手のひらが唇に触れた瞬間、その熱さに気づいた。
そうだよな、ビンタは打たれる方も痛いけど、打つ方も痛いし、熱だって帯びる。
マロンさんは泣き言を言わずに、MAXビンタを打ち続けてくれてたんだ。
私のために──
『マロンさんの仕事は僕にビンタすることです』
私にそう言われたから、手を抜かずにMAXのビンタを一生懸命張ってくれた。
やりたくないことでも、やらざるを得ない状況で自己効力感を高めて、ビンタ職人としての役割を全うしようとしてくれてるんだ。
だから、彼女のビンタはホペタに、心に響くんだ。
続く。
【マロンビンタ資料動画】
内訳:26発(右)+ 38発(左右)+ 22発(口)+ 10発(口)
4ファイル合計96発
打ち手の姿 : アリ(顔より下、上半身)
【注意事項】
・この資料動画は、今までの資料動画に載せているビンタよりも視覚的、聴覚的にかなり刺激が強いので、視聴の際は気を引き締めてご覧ください。
・イヤホンの音量に注意!(鼓膜を痛めます)
・ビンタのレベルが格段に上がりますので、自分がマロンビンタを受けるとイメージし、歯を喰いしばりながら視聴する事を推奨致します。
・心臓の悪い方はご購入をお控えください。
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