研究レポートNo.64【戦慄、700SP!超メガトンビンタ】資料動画31発5ファイル
2021年、初夏──
私はかつてない威力のビンタを張る、とある打ち手と遭遇した。
マロンさん以降、強烈ビンタを張る打ち手に出会える機会がめっきり減ってしまっていたのだが、豆タンクのバズーカビンタを喰らって以来、私は重量級の打ち手が放つ重厚なビンタに新たな魅力を見いだし、そして唐突に閃いた。
ポッチャリさん専門のデ○ヘルなら、理想の打ち手に出会えるんじゃね?
と。
しかしながら当然資金はあらず──
ならどうするか?
私は資金を作るため、現状、自分が持ちうるありとあらゆるモノをメルカリで売却して(すらいむBさんの協力の元)資金を調達した。
そして聖域へやって来たのだ。
ピンポーン♪
来た。
(ラ〇ホの)扉が開かれ嬢が入室、「暑いですね~」と、第一声。
嬢の名はMさん。
身長160センチ、体重90キロ、理想のポッチャリさんだ。
顔はどことなくTRFのボーカリストに似ていて、物腰も柔らかい。
特筆すべきはMさんの服装だ。
なんと、OLさん風フォーマルルック。
私の大好物ファッションである。
Mさんは持参したバックから色々取り出し(四次元ポ○ットか)、紅茶の準備を始めた。
私はメルカリで資金を作り、ここへやって来たとMさんに伝えた。
すると、それがツボに入った様子で、かなりフレンドリーに接してくれた。
よし、ビンタ交渉開始の狼煙は上がった──
「ビンタですか? いいですよ。稀にそう言うお客さんもいるので」
話が早い!
鬼滅の刃、鱗崎さんに「決断が早い」と、褒められる速度の交渉成立、ビンタ権ゲット!
その後、ハンズやフェラガモによるジュブナイルを経て、いざビンタタイム!
「こんな感じですか?」
OL風ルックのMさんが私のホペタに手を添える。
これはまるで、女上司の教育的おしおきビンタではないか。
尊き。
「いきますよ~」
──パアアアン!
うおっ! 試し打ちでこの威力、そしてこの音!
これはとてつもないビンタが期待出来る。
Mさんの手は柔らかく、特筆すべきはその厚みだ。
マロンさんが200グラムのサーロインステーキならば、Mさんのおてての厚みは1キロの極厚テンダロインステーキ。
試し打ちの時点で重い。
「じゃあ、本番お願いします」
「いきますよ~」
──バチィイイ!
んがぶふっ!
──バアァン!
ぶげっ!
──バン!
ぶぐっ!
凄まじい……これは凄まじい!
皮膚が、ホペタが裂けそうな威力のメガトンビンタ。
痛いなんてもんじゃない、もう止めてください! と叫びたくなる程の激烈ビンタだ。
口の中、それはもう大変な状態。
しかし耐える!
──ブァチィイイイン!
ぎょべっ!
全体重を乗せて張るMさんのビンタは、豆タンクの比ではない。
豆タンクのバズーカビンタは、まだ気持ち良さと爽快感があったが、Mさんのメガトンビンタは耐えるだけで必死。
ドーパミンが全然分泌してこないのだ。
これは初めての感覚……ビンタが、ビンタがホペタに到達することに私は恐怖を感じていた。
──ブァチィイイイン!
ぐべっ!
もう止めてください……。
ブァチィイイイン!
もういいです……。
ブァチィイイイン!
何度もそう言いかけた。
百戦錬磨の私が、10発程度のビンタで弱音を吐きかけている。
信じがたき状態だ。
しかし、一度止めなければホペタが破れそうなので、私はMさんにストップと言おうとしたその時──
「段々(手が)痛くなってきますね」
ビシャアアアン!
ぐべっ!
なんと、Mさんは頼んでもいないのに左手でビンタを張り出した。
ビシャアアアン!
ぐあああ──!痛ってえええ────!
私の右ホペタは、強烈ビンタに対して適応出来ていないのだ。
ビシャアアアン!
ちょ! 弾ぜるって! ホペタ弾ぜるってぇ!
バチィイイ!
しかもホペタで止めるた打ち方をするため、ダメージが抜けない張り手のようなビンタになっている。
ビシャアアアン!
痛い! これ力士やん! もはや力士ですやん!
私はなんとかMさんに停止を促した。
ふぅ……危なかった。しかし、重量級のビンタがこんなにも凄まじいものだとは。
暫し休憩、この間にホペタは上弦の鬼並みの速度で回復。
『すらいむよ、この平手は我輩が今まで受けてきた最大の威力だ。このまま受け続ければ我輩とてただでは済まないだろう……しかし! が、しかし!それでも我輩はこの平手を欲する!』
マジすかホペタ先輩。
「次、どうやります?」
Mさんもまだまだ張る気満々、ホペタも張られる気満々。よし……BMの名にかけて、私も覚悟を決めるか。
継続!
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