#02 続けられるかわからないものを買ったわけ
はろーはろー。
咲紅乃(さくの)と申します。
noteに何を書こうかなあと思っていたところ、お題企画を見かけたので
便乗して今回、綴らせていただこうと思います。
今回のnoteのお題企画は「# 買ったわけ」。
いつも買い物をする前は、必死で情報収集し、
お財布と相談し、自分が使っている状態を妄想して胸をときめかせる。
けれど、買った後は意外と「買って満足」だけが残ることが多いな、と思い、改めてお題に乗じて私の年始の「# 買ったわけ」を振り返ろうと思います。
続けられない「スケジュール帳」
2023年12月末、私は麻布台ヒルズに彼と足を運びました。
麻布台ヒルズに足を運んだ理由は、
ベトナム発祥のピザ屋さん「Pizza 4P's Tokyo」に行くためです。
(かなり人気店だそうで、予約を取らないといけないそう!)
こちらのピザ屋さんのレビューも語りたい、ということを思い出したので後のnoteで綴ろうと思います。(美味しかったのです…!)
晩御飯の予定は決まっているものの、他に予定はなかったので周辺を回ろうという話になりました。ぶらぶらと特に目的もなく麻布台ヒルズの各フロアにあるお店をなんとなく見て楽しんでいると、麻布台ヒルズ タワープラザ4Fに入っている文具やインテリア雑貨を扱う「MARK'STYLE」にたどり着きました。
年末ということもあり、お店手前には来年の手帳が置かれており、
今年のプライベート用の手帳をまだ買っていないことを思い出しました。
ただ、学校や会社で使う用の手帳は続くものの、プライベートで使用する手帳は続いたことが一度もありません。
買っては最初に色々スケジュールを書き込むんだ!と、気合は入れるものの、2月以降真っ白のことがほとんどでした…。
続かない理由は1つ。スマホです。
友達と次遊ぶ時のスケジュール確認の際、皆さんはスケジュール帳を開きますか?
出先であることも重なると、スマホのカレンダーアプリを開くことが大多数ではないでしょうか。わたしはその大多数の1人です。
どんな時でも持ち運ぶ便利なスマホという圧倒的存在。
スマホに書いた予定をわざわざスケジュール帳に転記する人はあまりいないでしょう。
なので、どう考えてもその場でスケジュール確認できるスマホアプリのカレンダーでプライベートは全て管理した方が効率がいい。
ということで、今年はスケジュール帳は買わないでおこうと「買わない」選択をしました。
でもなんだかスマホアプリだと、なんだか寂しい…。
そう思っていると次に目に入ったのは「日記帳」でした。
選択肢にはなかった「日記帳」
日記、というと何か思い出すことはありますか?
私は、学生時代の「夏休みの絵日記」を思い出します。
正直、面倒で夏休みの宿題の中でも1番後回しにした宿題であり、夏休みが終わる5日前ぐらいにまとめて書いていました(笑)
スケジュール帳コーナーの片隅の一角にある日記コーナー。
手前にある日記帳を手に取ると、1ページごとに日付が書かれており、
日付の下には真っ白なキャンバスが。
なんでも「書いていい」 なんでも「描いていい」
ふとそんな声が聞こえてきそうな純白のページが広がります。
その自由なフォーマットは自分の表現をありのまま出せるものでもあり、
同時に、何を書いたらいいのか?と手を止めるものでもありました。
私の場合、後者です。
文字で表現することも、イラストを描くことも好きなのですが、
好きでもアウトプットの手前が苦手なのです(意味がわからない)。
そもそもスケジュール帳の経験から続けることも苦手。
日記は私の中の選択にはありませんでした。
ただ最近、ふとした時に過去の今日の私が何をしていたか、何を思っていたかを思い出したくなる時があります。
やってみたいけどなぁ…と頭をかしげているとその隣にあったのは
「連用日記」でした。
「連用日記」は、私にとっては馴染みがなかったので、
馴染みない人向けのシンプルな解説として
連用ということはもはや1ヶ月どころか数年単位のもの。そもそも日記が選択肢にない私にとって論外の存在です。
けれどページを開いてみると、3・5年分の日記が1冊にまとまっているので、その日に書く欄は5行前後の限られたものでした。身近なもので例えると、中学生の頃に連絡帳のように使っていたデイリーノートとスペースは変わらなかったのです。
学生の頃できていたのであればできるのでは?と思いました。(突然のできる気が舞い降りる)このスペースなら後からまとめて書くこともできるし…一言でも、飛ばしてもOK!とするのであれば気楽に続けられるかもしれない…。
選択肢外からあっという間に「買う」という決断の一歩手前まで来ました。
自分好みを選ぶ
連用日記コーナーに行くといろんな種類がありました。
シンプルなものもあれば、カバーに拘ったもの、中のデザインに拘ったもの。
今までスケジュール帳ばかり見ていたけれど、日記も自分が思っているより使っている方がいて、その需要に合わせているとすると、今まで自分には論外と思ってシャットダウンしていたことがもったいなかったなぁ、と感じました。
何点か見ていくうちに私が気に入ったのは「MARK'STYLEの連用日記」。
というのも他の連用日記と違って日記以外のコンテンツページが豊富だったからです!
何年分の日記がこの1冊でまとまるから、過去の自分の出来事を見直すことができる。
そして見直すだけではなく、同じ日の1年後以降の日記欄があることで未来の自分を意識することができる。
加えてこのコンテンツページ。
淡々と記録するだけではなく、5年の歳月の経過に対する
深みと彩りを加えてくれるのです。
過去の私
今の私
未来の私
それぞれの「私」がこの連用日記で生きると思うと
自己理解オタクの私にとってはそれはそれは胸をときめかせるものでした。
あらゆる自分の欲を叶えてくれるドンピシャのMARK'STYLEの連用日記。
あ、これ、買おう。
けれど、その場ですぐ買うことはしませんでした。
その場で買うことができたら時間の無駄遣いではないと思うのですが、
それよりも寝かせて決めることで欲しいという気持ちが純粋かどうかがわかるからです。
なので一度持ち帰り、1週間寝かせた後に自分自身に改めて聞き、
続けられるかわからないけれど心のときめきが止まらなかったので
Amazonでポチりました。
(ちなみに麻布台のMARK'STYLEにも問い合わせしましたが売り切れていました)
はじめての5年連用日記
3年の連用日記もありましたが、私は5年にしました。
というのも5年の方が1日毎の書くスペースが狭かったからです。
なので期間が長い点と比較して少し悩みましたが、5年を選びました。
最初はどうなるかなぁと思いましたが、いまのところはきちんと続けられており、日記を一言書くことで1日を味わうような刻んでいっているような感覚がします。
正直、この先続けられるかわからないけれど「#買ったわけ」
「過去・今・未来」の自分を1日単位で細かく見てさらに自己理解・自己活用できるように持っていきたいことに加えて
ちょっとできるかも!と自分自身が思えることを継続し、続けることの苦手意識を減らすきっかけにしたいなぁ、と思います。そして続けることで自己信頼にも繋げる。
この買い物を通して「できない」を重ねるのではなくて、
「できる」を増やしていこうと思うのです。
さて、今晩も日記のページを開こうかな。