私の存在意義
自分の存在意義とは何だろうか?
ふと、こんな考えが頭をよぎった。
大学に入学した4年前は、教員になって子どもたちと日本の未来のために働く、という今考えると大学生らしい夢を持っていた。
しかし大学入学当初の夢は、慌ただしい大学生活の中で消え去ってしまった。
教員の夢を諦め、私は一般企業に内定をいただいた。
教員になるという夢は、私が大学での学習やアルバイトを頑張る理由の1つになっていたのかもしれない。
教員を諦めると、頑張る理由が無くなってしまった。
入学当初、大学を卒業することは人生における通過点であり、夢を叶えるための手段だった。
夢を諦めた現在、大学に通う目的は卒業することである。
見事に目的と手段が交錯してしまった。
絶対に叶えたい夢もなく、誰かに価値を提供できているわけでもない。
こんな私に存在意義なんてあるのだろうか?
卒論でブルーになってしまい、こんなネガティブなことを考えてしまう。