マイナンバーカードって安全？

マイナンバーカードは、個人情報の漏洩や不正利用を防ぐために、様々な対策が施されています。例えば、以下のような内容があります。
・マイナンバーカードのICチップには、必要最小限の情報しか記録されておらず、プライバシー性の高い情報は含まれていません。
・マイナンバーカードの利用には、暗証番号が必要であり、一定回数以上間違えるとロックされます。
・マイナンバーカードのICチップは、不正に情報を盗取しようとする各種手法に対し、自動的に記録情報を消去する機能などの対抗措置を備えています。
・マイナンバーカードの券面は、文字をレーザーにより彫りこむとともに、複雑な彩紋パターンを施すなどして、偽造を困難にしています。
・マイナンバー法では、マイナンバーを含む個人情報である「特定個人情報」の収集や保管、提供などに厳しい制限や罰則が設けられています。
・マイナンバー制度に関するセキュリティは、独立性の高い「個人番号情報保護委員会」が監視・監督しています。
これらの対策により、マイナンバーカードは安全・安心に利用できると言えます。ただし、紛失や盗難などの事故を防ぐためには、カードの管理やパスワードの設定など、利用者自身も注意が必要です。

最近の不具合について

マイナンバー制度は、行政手続きの簡略化や社会保障の充実など、国民の利便性や福祉に貢献するものだと思いますが、個人情報の漏洩や不正利用などのリスクもあります。そのため、システムの安全性や信頼性を高めることはもちろん、利用者自身もカードの管理やパスワードの設定などに注意する必要があると思います。
私は、マイナンバー制度が安全・安心に利用できるようになるそれに加えて管理する人へのきちんとした教育体制を構築するなどを期待しています。