アオシマ君がポップアイ
年明けの3日にベタのアオシマ君（性別不詳）の目が飛び出していました。まさに寝耳に水というやつです。
ベタ…というか、観賞魚では珍しくない魚病だと思うのですが、エロモナス菌という、水槽内の常在菌に感染するとなる病気のひとつで、他には赤斑病は松かさ病が有名です。
原因は何らかの理由による体調不良で、調子が良ければ感染することはないのですが、我々が風邪を引くように、水質悪化などのストレスの原因から体調が悪くなり病気なる…原因をつくるのはいつも飼い主です。すまん…
アオシマ君はコリドラスと混泳水槽にいましたが、ベタにしてはコリドラス含めてヤマトヌマエビなど、全く無関心で闘魚らしからぬ性格で、いつも水槽内を漂ってる感じは逆にベタらしい一般的な印象を持っていました。ウチの他のベタはみんな泳ぎっぱなしで疲れないのか心配になるほどですもん。
この日は探鳥に行く予定でしたが、一分一秒が大切な状況。慌てて水槽から取り出し、小型の別水槽に隔離して観パラDで薬浴＆塩浴しました。後で知ったのですが観パラDはアルカリ性で塩浴と合わせるとpHショックの原因になるとこがあるらしいので注意が必要でした。
思えば数日前からエサの時間に飛び出すように前のめりだったのに、食いついたエサをその後吐き出したり、お腹空いてそうなのにエサを追わなかったりと変調はあったのですが、ベタってわりとグルメで突然エサ食べなくなったりして、こんなとき迷ってしまうのですよねぇ…
うわ！ポップアイだ！！と慌てて治療に入りましたが、良く見ると目が飛び出してるというより、目が粘膜で覆われてるように見えました。飛び出した目がちゃんと引っ込むことはないように聞いていたのですが、3日間でだいたい完治したように感じます。出血もあったので何かで傷付けたのが原因だったのかもしれませんが、出血は捕まえるとき無理させた可能性もあります。
ただ、まだ多めに身体から粘膜を放出しているので塩浴は継続中、塩分濃度を薄めて真水に近づけています。
残念なのしか撮れてない…スマン
ただ治ってから同じ水槽に戻すべきか迷っています。ウチのコリドラスども、目がちゃんと見えているのか怪しい雰囲気で他の生体に体当たりしたりするので、ベタやエビは迷惑してるんじゃないかなぁ？そして大食漢で少し多めにエサを与えているのが水質悪化の原因になっているのではないだろうか？と思うと、この水槽にアオシマ君を戻すのは躊躇います。
とはいえ、小さなボトルみたいな水槽で毎日水換えの苦行からは逃れたい…これは飼い主に対する贖罪か？ 俺も苦しいがお前はもっと苦しめ！！なんて思ったりしてたりしてw