「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のチカラ

午前10半、原宿駅竹下口の改札を出る。
朝から海外からの観光客で賑わっている。
改札の目の前の竹下通りを写真に収めたり楽しんでいる。

改札口前の人混みを抜け、オフィスへ向う。

目の前を盲導犬を連れた女性が歩いていた。
恐らく、彼女は目が見えないのだろう。

慎重に歩道の左側を歩いている。

沢山の人が歩いている、この街を目が見えないにも
拘わらず、普通?に歩いている。

そんな彼女を後ろから見て
なにか手助けできることはないかと思った。

この先歩いて行けば、信号がある。
更にその先の大通りの明治通りは大丈夫なのかと。

盲導犬を連れた彼女はいつもの通りなのか
慎重にゆっくりではあるが何事もないように進んでいる。
(何事もないかなんて、わからないですよね、表現が難しい、、、。)

以前であれば、ただ、盲導犬を連れた女性があるいている
としか思わなかっただろう。
そして、追い越して自分の目的地に向っていただろう。

でも、昨年、ダイヤログ・イン・ザダークという

「照度0」の世界を体験するプログラムを受けた。

そこは真っ暗闇で全く視界がない世界。

視覚が使えないことで、多の感覚が研ぎ澄まされていく感覚を体験できる。
目が見えないことの恐怖も体験する。

普通に歩くことなんて出来ない。

一緒に参加した人と声を掛け合い。
「自分はここにいます。」「ここには〇〇があるよ。」
白杖をつきながら、安全かどうか不確かなところを進んでいく。

その経験があるから、
原宿で1人盲導犬を連れて歩いている彼女の
世界が少しわかるようになった。
何か手助けできることはないかと、思えるようになった。
恥ずかしい話だけど、ダイヤログ・イン・ザダークの経験以前はそうではなかった。

彼女が信号のある交差点にさしかかったとき、

「青ですよ、渡れますよ」と声をかけた。

「ありがとうございます」と彼女。

どうしようと思ったけど
勇気をだして声をかけてみた。
(この声のかけ方が正しかったかどうか、反省しています。次は、「何か手伝いますか?」など突然過ぎないようにね、気をつけよ。それも経験。)

彼女のような目の見えない人の疑似体験をしないと想像できなかった世界。

実感しないと、自分事になるのは難しい。

体験しないと理解できないことは多い。

間接的でも触れると世界が広がっていく。

indosoleは廃タイヤをリサイクルしたサンダルを履くことで

あなたの世界を広げます

リサイクルへの意識。
愛着のあるものを長く使用。
古着に興味を持つ。
身近な環境問題への意識。



など

いや、indosoleから得られる大事な経験がまだあります。

天然ゴムでつくられたフットベッドによる履き心地の良さ。
これをまだ、体験していないなら是非!!!

この履き心地の良さを体験したら

他を愛せなくなりますよ

お約束します!

いかがでしょうか?

越智仁




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