読む瞑想4
ヒマラヤ大聖者108のことば
ヨグマタ相川圭子
NO 052
何でもかんでも、誰かに教えてもらうというの
ではなく、自分で気づいていくことが大事だと
思います。自分で気づくということに、とても
醍醐味があるのです。瞑想をし始めると、気づ
きがたくさんあります。本当に、全部が源の存
在へと溶けていくのです。自分が本来の姿に戻
るとき、その心のレベルで使っていたことが、
テープレコーダーをほどくようにすべて溶けて
いくのです。すると、価値観が変わっていき、
いろいろなことが見えてきて、さまざまな気づ
きがあります。『あっ、わかった!』と、いま
までどうしてこんなに重かったのかと、分かる
のです。気づきは、また新たな気づきをもたら
します。ただし、否定的な思い方をする人は、
湧きあがる思いがつらいものになるかもしれま
せん。本来瞑想はマスターの指導なしには出来
ません。なぜなら潜在意識には、途方もない記
憶が眠っているからです。そこに入っていくに
は、強力な光の存在のガイドであるマスターが
必要なのです。