読む瞑想🧘16

瞑想のすすめ
ヨグマタ相川圭子

P29 

心の『気づき』がないと苦しみが続きます

人は、本当の自分を知りません。
自分はいったい誰なのかを知りません。

そして、心や体を自分であると思い込んでいます。
人はこの世界に誕生してからあまりにも長い間、
心と体を使い続けて来ました。

だから何を見ても聞いても自動的に心は働きます。
心がリアクションをし、無意識にすべてが行われています。

あたかも心が主のようです。
心がすべてをコントロールしています。

本当は『本当の自分』が心を従わせなければならないのに、主従の関係が入れ替わってしまっているのです。

多くの人が心や体の言いなりになり、心が『あれが欲しい』といえば、それを得るために努力します。

体は、心の命令に従って動いています。
あっちに行ったり、こっちに行ったり。

怖いほうには行かないでしょうし、気に入った方向には足が向きます。おなかがすいたら食べ物を探しに行きます。

これらは無意識の反応であり、その動きに疑問すら感じません。そして、欲しいものや状況が得られるまでは満足できず、程度の差こそあれ不平不満をいだきます。

すでにそれを得ている人がいれば嫉妬し、あるいは自分にはそれが得られないと卑下したり、人と比較して落ち込んだりするのです。

手に入れたいという思いが強いと、どんな無理をしてでもそれを得ようとするでしょう。

時には自分を痛めつけたり、人を傷つけたりしてしまうこともあるかもしれません。

奪い合ったり、競争したり、あるいは国のレベルとな
って戦争にさえ拡大してしまうこともあります。

欲は自分を守り生き抜くために必要なものです。
大事な原動力です。人の役に立ちたいという思いも欲であり、それは肯定的な欲です。

しかし、時にはそれは独りよがりの欲になっていることもあるでしょう。

その欲の方向が、他人や全体の幸福ではなく、自分の都合や自分だけの満足に向かったときに苦しみや驕りが生じるのです。

それは自己中心的な欲（我欲）です。この我欲が人生にさまざまな問題を生じさせていきます。

我欲が、表面的にはいいようであっても、やがて苦しみを生んでいる事実に気づいていきましょう。

すべての欲望は苦しみを呼びます。そして、その苦しみや痛みを感じるのもまた、あなたの心と体なのです。

ほとんどの人は、心と体が自分であると思っています。ですが、先にも述べましたように、本当の自分とは、心を超えたところにある源の存在です。

それに出会わない限りは、いくら外側から満たしても、内側からは満ちていきません。

なぜならあなたの心が求めている幸せは、表面的な幸せ、思い込みからの幸せ、あるいは心や感覚の喜びであり、本当の自分が求めているものではないからなのです。

それは心という、限定された記憶から発生する幻想の幸せです。心は、あなたに常に足りないものがあると言い、がんばらせます。

心の深いところにある『あなたの本質』から切り離されているせいでやってくる欠乏感がそうさせるのです。

『本当の自分』は、豊かで、無限の可能性をもっています。それこそが宝の山です。

そして人の生きる目的は、真の成長です。さまざまなことに気づき、最終的には本当の自分に気づき、やがてそのものと一体になる『悟り』を目指すことです。

どんなに心がいろいろなもので満たされても何かが満足出来ないのは、じつはこの目的に沿っていないからなのです。

P21

イメージとして図解

秘法を通して瞑想をすると心に繋がっていた自分と
魂に繋がった自分の違いが体感出来ます
そして、ヨグマタジの仰る事が分かります
頭で理解するのは中々難しい😓
皆んなやっておくれ〜分かるから✨🧘✨

8年目でやっと理解出来たかも…。
おそっ🤣