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FC今治・第6節 鈴鹿アンリミテッドFC戦 展望
サッカー以外でも楽しめる夢スタですが、試合の見どころを押さえることでよりFC今治の観戦を楽しくできたらと思い、今節の見どころなどをお伝え致します! レビュー展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。
※TOP画像はFC今治公式サイトより引用
前回ホーム戦・MIOびわこ滋賀戦の振り返り
試合会場 ありがとうサービス.夢スタジアム
試合結果 1-1 引き分け 勝点1
順位 7位 通算成績 1勝3分け 勝点6 得失点差+1
MIOびわこ滋賀戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用)
短評
前半6分に、DFの裏のスペースにスルーパスを通され早い時間帯に失点。前半22分に背番号8・上村選手の豪快なミドルシュートがゴールネットを揺らし同点に。その後いい時間帯が続くも追加点を奪えず。後半も、桑島のシュート、後半アディショナルタイムにペナルティーエリア付近で獲得したフリーキック、続くコーナーキックなど多数の好機もあったが得点は動かず、1-1のドローで引き分けた。
観客数は3,215人。昨シーズンはホーム2戦目で2,953人と3,000人を切る状態だったが、今シーズンはベースの観客動員が増えていると言える数字となっている。声援、拍手の音量も大きく、試合中スタジアムが一体感につつまれる時間帯も増えていると感じた。
前節アウェイ戦・テゲバジャーロ宮崎戦の振り返り
試合会場 KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場
試合結果 0-2 勝利 勝点3
順位 3位 通算成績 2勝3分け 勝点9 得失点差+3
短評
13番・内村選手が初のベンチスタートの布陣。前半は宮崎が攻勢な時間帯が多く見られるもスコアレスで折り返し。後半6分にはPKを獲得し、10番・有間選手がきっちり決め先制。後半21分に29番・飯泉選手を投入。飯泉選手が高さを活かし、前線で競り合い相手ペナルティーエリア付近で、3番・駒野選手、22番・上原選手のパス交換からチャンスを作り、上原選手がゴール。0-2とリードを広げる。
後半30分には13番・内村選手も投入され、攻撃は活性化多くのチャンスを作った。後半 には20番・岡山選手が今季初出場。中盤の底で難なくプレイ。試合を締めくくり、0-2で勝利した。
今節・鈴鹿アンリミテッドFC戦の展望
今シーズンよりJFLに入会した鈴鹿アンリミテッド。今シーズンの情報もあまりなく、開幕戦の滋賀戦がJFLオフィシャルの配信で行われた程度で、その内容も特筆するところはあまりなかった。対戦相手の滋賀をものさしに考えると、戦力的にもFC今治上位と見るのが妥当だろう。
FC今治はここ2試合、フォーメーションや選手起用に変化がみられ、現状の得点力不足をどう解消するのかその解を期待したい。
先週行われたJ3カマタマーレ讃岐とのトレーニングマッチでも、18番・村井選手、29番・飯泉選手が得点者と、スタメンに名を連ねない選手の活躍があった模様だけに、スタメン、采配も注目したい。
今節の注目選手
FC今治
4番・園田選手
鈴鹿には、エフライン選手、藤沢選手とJFLにはあまりいないフィジカルの強いFWがいるので、どう対応するのか注目。
7番・山田選手
コンディションの状態か、2試合出場機会がなかったが、出場するなら左の最終ラインでプレイを期待したい。山田選手が出場することにより、28番・原田選手がひとつ前の位置でプレイをすると攻撃に厚みが出る相乗効果もあるだろう。
29番・飯泉選手
前線で動き、相手DF疲労させる動きなど期待したい。スタメンで出場すればその働きで、後半選手交代で、13番・内村選手、39番・向井選手、18番・村井選手などが出場すると、仕事がしやすくゴールラッシュも見込まれる。
鈴鹿アンリミテッドFC
7番 エフライン選手
9番 藤沢選手
第2節、宮崎戦で4ゴールと大暴れしたエフライン選手と藤沢選手。双方187cm、183cmと長身、フィジカルの強い選手。藤沢選手は途中出場となる可能性が高いが、このツートップの動きには警戒したい。FC今治のベテランDF陣との攻守対決も見どころだ。
編集後記
今回は、鈴鹿アンリミテッドの情報があまりなく、編集部内でも「謎だよね…」と顔を見合わせながらのプレビューとなった。唯一参考となった滋賀との開幕戦。あの試合を見て、滋賀もそんなに警戒する相手ではないのでは? と語っていたのにホームでドローと現実の厳しさを感じるハメに。どのチームも油断ならない今シーズンの現状だが、FC今治はまだ負け知らず。ここで今季初の連勝を期待、平成最後の勝利をホームで飾ってもらいたい。