見出し画像

FC今治・第19節 ヴェルスパ大分戦 展望

サッカー以外でも楽しめる夢スタですが、試合の見どころを押さえることでよりFC今治の観戦を楽しくできたらと思い、今節の見どころなどをお伝え致します! 展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。

※TOP画像はFC今治公式サイトより引用

前回ホーム戦・FC大阪戦の振り返り

試合会場 ありがとうサービス.夢スタジアム 
試合結果 0-0 引き分け 勝点1
順位 2位 通算成績 9勝6分け1敗 勝点33 得失点差+11

画像1

FC大阪戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用)

短評

17時キックオフでも気温27度、湿度88%の非常に蒸し暑い中で試合は開催。前半は、背番号3番・駒野選手のフリーキックがクロスバー直撃、コーナーキックから4番・園田選手が頭で合わせてゴールを揺らすも判定はオフサイド。など惜しいシーンを連発。

しかしその後はFC大阪のロングボールとフィジカルで押すしてくる展開で、相手ペースになるものの、決定機は作らせず試合はスコアレスドローとなった。天候同様、ピッチでの内容もスカッと晴れることはないが、やはり負けない。1番・修行選手を中心に今年のFC今治らしい堅い守備が光った試合だった。

観客数は2,413人と、前回のホーム戦同様2,000人前半と苦戦するも、フットボールパークでの隈取りペイントやゆかたDAY、流しそうめん、射的などの縁日風企画など、大人も子供もスタジアムを笑顔で楽しむ姿が多数みられた。賑やかエリアも引き続きゴール真裏となりスタジアムの一体感は日増しに良くなっていると実感した。


ダイジェスト動画

メディアより

FC大阪 2位FC今治を苦戦させるもスコアレスドロー アウェーで勝点1を獲得し9位に [週刊ひがしおおさか]
https://www.w-higa.com/54093


------✂------


前節アウェイ戦・松江シティFC戦の振り返り

試合会場 松江市営陸上競技場
試合結果 1-1 引き分け 勝点1
順位 2位 通算成績 9勝7分け1敗 勝点34 得失点差+11

画像2


松江シティFC戦スタメン(FC今治オフィシャルYouTubeより引用)


短評
JFL夏季中断明けで、FC今治は7月27日のHonda FC戦が台風の影響で試合が中止(10月6日に順延)となっていたので、公式戦は前述の夢スタ、FC大阪戦以来。1ヶ月ぶりの公式戦となった。

松江は、前日に15位の流経大ドラゴンズが敗戦と、この試合引き分け以上で最下位脱出可能で、中断期間中に守備陣を固めるべくDFをふたり補強。最下位とはいえ、仕切り直しの中断明けホーム戦で勝ち点をもぎ取ろうとするチームの姿勢が見受けられた。

今治は、守護神の修行選手を怪我の欠場で欠き、23番・クラッキ選手が今期初先発。試合は終始FC今治がペースを握るも、松江は5バックで何が何でも失点をしない守備、攻撃はカウンターで1トップのFWにという戦術でしのぐ。

試合が動いたのは前半14分、松江のショートコーナーからヘディングで合わされ松江が先制。しかし、前半33分に相手DFからのパスを9番・玉城選手がカット、そのまま前線の14番・桑島選手にパスを出しDFひとり交わしてフリーになったところで冷静にシュートを決め同点に追いついた。

その後も松江ゴールに迫るシーンも作るが、5バックでスペースを潰す松江守備陣にてこずり、シュートの精度も欠き得点は奪えず1-1のドローとなった。

ダイジェスト動画

メディアより


------✂------


今節・ヴェルスパ大分戦の展望

ヴェルスパは現在7勝6敗5分け 勝ち点26の7位。総得点22と、今治の総得点23とは1点差だが、失点21(今治は12)が順位の差となっている。

今治は、イエローカードの累積で、13番・内村選手が出場停止。先発メンバー、フォーメーションに注目したい。その他にも前節に続き、報道から修行選手は怪我で欠場が見込まれるだけに、相手の得意とするセットプレイには警戒だ。

過去の対戦成績は4勝1分けと今治が圧勝している。今期第9節のアウェイ戦も0-1で今治が勝利。2年前夢スタのこけら落としとなった1戦(3-1)、昨年の開幕戦(4-1)と夢スタでの試合では複数ゴールでの勝利といい流れがあるので、今回もゴールラッシュを期待したい。


------✂------


今節の注目選手

FC今治

10番・有間選手
内村選手
がいないFW陣で期待したいのはやはり有間選手桑島選手とのツートップとなるとプレイエリアも広がり爆発する姿を見たい。

9番・玉城選手
中盤で攻撃的なサイドのポジションが今節は鍵を握る。28番・原田選手22番・上原選手なども予想されるが、キーマンとしては玉城選手に期待。

29番・飯泉選手
膝の調子もあるのだろうが、前節もベンチ入り(出場機会なし)と試合には出られると見る。できれば今期初スタメンを希望半分で!


ヴェルスパ大分

10番・瓜生選手
18番・中村選手
17番・清水選手

瓜生選手は昨シーズンFC今治でプロのキャリアをスタートさせた選手。ヴェルスパでは10番を背負い、副キャプテンとそのポテンシャルの高さを認められる選手。今シーズンは3得点とチーム内でも存在感を出している。ミドルシュートも打てるだけに攻撃時にボールを持たれると厄介だ。

中村選手は184cm 83kgという恵まれた身体。ゴール前での競り合い、セットプレイの空中戦など警戒したい。

清水選手も180cm 77kgと大柄でDFながら、セットプレイでの打点の高いヘディング、フリーキックで直接ゴールなど第14節の滋賀戦ではハットトリックを決めて現在4得点のチーム得点王。コーナーキック時には要注意。


------✂------


編集後記

前節、松江戦は悔しい引き分けだったが、選手たちの動きは悪くなかった様に見えた。顔が浅黒くなるまで追い込んだ御殿場キャンプ。足の筋肉も程よく張っており、チームとしては終盤に標準を合わせた調整を行っているのでは? とも感じられた。

内村選手の出場停止で、4-4-2のフォーメーションが予想されるが、中盤のサイドの選手誰がチョイスされるのか? 30番・長島選手の出場はあるのか? この機会にチャンスを掴める選手が出るのか? 見どころ満載の一戦となりそうだ。

今シーズン夢スタでの観客動員は、7試合で平均3,008人。もうひと声、ふた声欲しい数字だけに、今日のヴェルスパ戦でいい試合をして、来週夢スタ2連戦となる三重戦でさらなる熱狂を加速させたい。

この試合、勝利はもちろん、また夢スタでサッカーを観たい! と思えるスペクタクルな試合を期待、夏休み最後の日を思い出に残る日にしてほしい!(編集部)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?