わたしにとっての「without U」
2019年11月12日。イノナカミュージック所属VSinger AZKiが全国流通の1st Album「without U」をリリースした。
届いてから早速鬼のようにリピートして聞きまくっているわけで、順不同ではあるが、何曲かその感想を述べていきたい。
なお、本文中に出てくる人名は全て敬称略とさせていただいた。
1. Midnight Song
まず、シン・タイキュウアズキの"休憩"中に流れたMVでひと目惚れならぬひと聞き惚れしてしまった「Midnight Song」。
私は地方民であるから、電車とりわけ特急や新幹線で現住地よりさらに都会である場所へ行くという行動に対して特別な高揚感を感じる。その高揚感にMVの多くの割合を占める車窓風景とゆったりとした曲調がガン刺さりしたわけだ。
加えて、ダンスミュージックという曲種が念頭に置かれた歌詞。「さあ踊ろう 君とこの夜を明かそう」とか「鳴り響くよ耳に 午前2時のキラーソング」などなど、1つひとつの歌詞が夜中に聴くと染み渡ること請け合い。AZ輪廻の2日前に行われるVIRTUAFREAKで流れたら最高にノれるでしょこれ。
2. コトノハ
最初から最後まで早めのテンポで進行していくロック調の楽曲。
聴いているうちに自然と体が乗ってきてしまう。イントロとアウトロのギターといい本人の声といいどうしてそんなにかっこよさを溢れさせることができるんだ・・・。
3. のんびりと、
紹介した前2曲とは打って変わって、AZKiのかわいさを垣間見ることのできる曲。
休みの日、とりわけ日曜日に外出をする、家でゆっくりするなど様々な過ごし方があるなかで、前向きにその日を楽しもうという気力が湧いてくるなと感じた。
なお、今のところ「今日は何曜日?」に対してコールを返す時、絶対日曜日なのが少し不思議なところである。
(AZ隣で流れれば初の「日曜日!」以外のコールができる!!!!!!AZ隣はYouTubeで無料で見られるよ!!!!!!)
最後に
アルバム名である「without U」には様々な意味が含まれている。AZKi本人からこのアルバム制作流通に関わった1人ひとり、そして開拓者1人ひとりまで。
そのいずれも欠けてしまっては、コミュニティとして成立し得ないものであり、今回のアルバムも成立し得なかった。デビュー1年で24曲リリースという現状も生み出せなかった。
単純に考えればわたしにとっての「without U」はAZKi本人になる。ただ、ここまでの内容を鑑みれば、彼女をVSingerとして確立させ中心としたこのコミュニティ全体であり、ひいてはVTuberという文化になる。あまりにデカすぎる。
だから、ここでは「あなた」。私にとっての「without U」は、「この記事を読んでいるあなた」にする。あなたが開拓者であれば、前述の中身に組み込まれるし、開拓者でなければ未来のコミュニティをより発展させていく人員として組み込める。
つまり何が言いたいかというと、
全人類「without U」を聴いてくれ。
1周年を飛び越えてこれからも様々な夢を開拓者に見せてくれるであろうAZKiという仮想世界に存在するひとりの歌姫の更なる活躍を祈って。