グラブルリリンク 究極武器育て終わった感想
実は2~3週間くらい前?に終わってたのですが感想書くのサボってました。どうも三日坊主です。とりあえずラカムとカタリナの究極武器を育て終わっているので感想を書き置きます。
良い所
育成によるダメージインフレが楽しい
今まで6分かかってた敵が1分も持たず吹き飛ぶ!俺tueeeeee!!!
始めたての頃は3桁出ればいい方だったダメージはエンドコンテンツが終わる頃になると一撃だけで150万も出ます。ラカム~~~!
もちろんキャラビルドの幅として攻撃ではなく防御に振ることも可能ですが、このようなマルチプレイ型のアクションゲームは得てして火力7:安定3くらいのビルドが基本だと思いますし、一部コンテンツにDPSチェックがあることからもコレが主流の楽しみ方ではないでしょうか。
火力か安定かを選ぶリスクリターンを自分で調整するのって楽しいよね。
原作が積み重ねてきたキャラクター達の魅力
自分は原作未プレイでグラブルバーサスと本作でしかグラブルを知らないんですが、みんな良き。
バーサスだと四騎士がよくいるイケメンキャラにしか見えなかったんですけど、リリンクで魅力に気が付かされました。
キャラが背負うものが見えるとすぐに好きになっちゃいます。
丁寧に用意されたキャラクター毎に違うバトルメカニクス
無双ゲーなどのキャラゲーにありがちな同じ操作でキャラクター毎に違う技が出るような仕様ではなく、モンハンの武器種ごとに違う操作になるのと似たようなシステムが用意されています。
例えば、主人公グランは無双ゲーに似た弱攻撃と強攻撃の組み合わせでコンボを行うメカニクスですが、槍使いのゼタは地上攻撃の〆で空中に飛び上がり空中で如何にコンボを重ねるかというメカニクスになっています。
充分なコストをかけてキャラクター毎にバトル体験の差別化を図っているのは最高。
曲がごっつええ
多分原作にもある曲なんですけど、通常戦闘曲の入りがクソ良い。
GOD。
GOODではなくGOD。
悪い所
どんどん作業化するバトル
※後日アップデートでコンテンツが増えるのでそこに期待なのは前提です。
武器がドロップするまで周回……。
武器の強化素材がドロップするまで周回……。
しゅ、周回しかすることがない……のは良いんですが、周回を求めまくる割に揺らぎのあるコンテンツが用意されていないのは残念です。
同じマルチプレイアクションのモンハンでは少なくとも初期位置やモンスターのステータスや行動に揺らぎがあり、周回時に作業になりすぎるのを避けようとしてくれるオモテナシがあります。が、本作にはあまり感じられませんでした。
本作はボス敵の攻撃パターンが
・床に攻撃予兆が出るので時間内に範囲外に移動する。
・全体攻撃を何かしらの影に隠れて回避する。
・出現した雑魚を時間内に倒す。
などなどステージギミックめいており、いわゆるFF14形式になっています。
ギミック型のボスバトルは開発調整がしやすくプレイヤーに狙ったバトル体験を提供しやすい便利な作り方ではあるものの、上達しギミックを学習したプレイヤーにとっては退屈な作業になってしまうという面があります。
さらに本作はガードと自己回復のポーションが強力でギミックに対処せずともガードorポーションで対処が可能な場面が多く、覚える前から作業的にこなせてしまうこともありました。これらに加えてキャラが成長しきるとインフレダメージで更に作業感が増します。
ダメージ上限と言う枷
前述のとおり火力を伸ばしていくのが基本なのですが、本作には「ダメージ上限」という壁が存在します。これは文字通りダメージをキャップするシステムで、ダメージ上限スキルを強化しない限りどんなに攻撃力を上げても一定の数値以上のダメージは出なくなります。
ダメージ上限を確保しつつ攻撃力を上げなければ意味がないという仕組みは程良い制限としてキャラビルドにジレンマを加えている……ようなそうでもないような。
個人的に良くないなと思うのはコレのせいで火力バフ系のアビリティが軒並み死んでいる気がすることです……。そこそこの火力ビルドを組んだだけでバフがなくとも常に上限に引っ掛かるダメージが出せるので、バフアビリティに装備スロットを割く意味が薄い気がします。キャラクターにもよるでしょうが、攻撃アビリティを1つでも増やしたほうが良いよね?
正直ダメージ上限の仕様は自分は嫌いじゃないんですが、面白さを出す為と言うよりは開発の調整しやすさを優先した仕様な気がしています。
総評
RPGでキャラ育成するのが好きという方は買って損なしなゲームです。
アクションの手触りも良く、キャラ毎に違ったバトルメカニクスを採用しているのは素晴らしいです。各キャラクターを見せる為の演出も良い出来でフルチェインなんかは初見で魅了される人も多いでしょう。
一方でバトルコンテンツの揺らぎのなさという問題を抱えており、今後のアップデート内容が期待されます。