面接は、「準備」！　そして、シミュレーション！

「面接は、ぶっつけ本番だから準備なんてしません」という人はいないと思いますが、「面接の準備って何をすればいいの？」と思う人は多いと思います。

今回は、必須の「準備ポイント」を3つお伝えします。以下の3点については、しっかりと準備し、シミュレーションをしておきましょう。

準備その1　「第一印象」の準備
企業はなぜ採用面接を行うのでしょうか。
「目で確認したい」からです。「ヒトは、目の動物」です。目で確認すると安心するのです。
応募書類を見て、「いいねえ」と感じた人でも、「実際はどうなんだろうか、会ってみよう」と採用担当は思います。
よって、面接は「目で確認する場」なのです。そのことを踏まえると「第一印象の準備」は欠かせません。それも「目で確認」されるのですから、相手の「目」にどういう印象を与えたいのかをしっかりと準備しましょう。

準備その2　当然聞かれる質問
面接は質問の場でもあります。中には、想定外の質問というのもありますが、学生なら「学生時代に頑張ったこと」、転職者なら「過去の実績」など想定される質問は必ずあります。
これらの当然聞かれると想定される質問については、すらすらこたえましょう。そのための準備をしましょう。
採用担当者が特に知りたいのは、志望動機です。しっかりと相手に響く志望動機、あなたがその会社に入りたいという熱いメッセージを語ってください。
志望動機について一つだけヒントを示すなら、「汎用性が高い志望動機は響かない」ということです。
他社に出してもそのまま通用してしまうような「志望動機」ではなく、その企業へのメッセージをしっかりと伝えてください。

準備その3　緊張対策
「面接は緊張する。だから嫌だな」と言う求職者の方は多くいます。
しかし、「まったく緊張しない応募者が時々いるが、なぜだろうと思う」と私に語ってくれて採用担当者がいました。
その担当者は、「緊張して当然、自分の人生の大事な就職という場面なのですから」とも話してくれました。

「緊張したから、言おうと思ってたことの半分も言えなかった」というのは、悪い緊張です。
「緊張して、顔は赤くなり、手は震え、言葉もすらすら出なかったけど、伝えようと思ったことは、ちゃんと伝えた」となるようにしっかり準備しましょう。

そのポイントは、今回のテーマです。
しっかりとした「準備」と面接で行うべきことと伝えるべきことをしっかりと頭に入れるための「シミュレーション」の徹底です。