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海に行きたい理由
久しぶりにノートを開いた。これからは少しずつ投稿して行きたいと思う。
海に行きたい。でも今年は色々あって行けないだろう。私にとって海は大切な場所だ。なぜなら全てを忘れられるのと同時に感覚を研ぎ澄ませてくれるから。海に沈むと帰ってきたように思う。
小さい時から水の中にいるのが好きだった。水の中では音がゆっくり聞こえるから。少し苦しいぐらいがちょうど良いから。体が浮かんで軽くなるから。水の中から水面を見上げると揺蕩う光が綺麗だから。いろんな理由がある。小さい時の夢はイルカになることとジェダイになることだった。
先日、9月に行うイベントのことで話し合った。そこで沖縄の離島で教師?の仕事をしている方とお話しする機会があった。なぜ?をつけるのかというとその方は教師という印象を受けなかったからだ。(私にとって教師といえばスーツやジャージを着ていて遅刻をしたり宿題をしないと怒鳴るような人をいう。)
イベントのことはまた後日ノートに書くとして…この方に離島の生活について、というよりは将来について話をして思ったことを書きたい。
私は東京生まれ東京そだちの生粋の都会人だ。虫は苦手だし、進学は9.5割の高校で遊ぶところといえば渋谷だ。そんな私はいつか海の近くに住みたい。と、思っていたのだが、先生と話をしていくうちに自分は住みたい、というだけではなく海と共にありたいと思っていることに気づいた。それは自然を敬う心を常に持つということだと思う。都会にいるとどうしても自然は制御できるものだと錯覚してしまう。そんなのは大きな過ちで私たちは大きな輪の中を自然を通して繋がっている。と勝手に思っている。それは海に行くと自分や人間がどれほど小さく無力であるかと言うことがわかるからだ。人はもっと謙虚になるべきだ。
良い大学を出ても、お金持ちでも、男でも、愛されていても、人はいつか死ぬ。だから私は何も残せず、やってみたいことが出来ず死ぬのが怖い。なので最近いろんな人に今までどんな人生で、どんなことを思い、何を後悔しているかと言うことを聞き回っている(ちょっと失礼かも?)。
先生のようにやりたいことをとりあえずやってみようと行動できる人はすごいと思う。自分は思い切りが足らない部分がある。全力を出して失敗したり、壊したり、負けるのが怖い。だから最初から全力を出せない、この癖?心の壁みたいなものを壊さないとあっという間に人生が終わってしまいそうだ。そんなの嫌すぎる。だから大学4年間、友達や先生の力を借りて挑戦に挑戦してみたいと改めて思った。
海と共にあることは場所にこだわりがない。陸を海に感じるぐらい自分の人生に馴染みたい。それを当分の間の人生の目標にしようかな。とぼんやり思った。