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ダムは生きている

大量の水を支えているダム。よくよく考えてみれば当たり前の話なのですが、興味深い特徴があります。

それは、水位が上昇すると(コンクリート)ダムが下流側に移動することです。水位が低下すると、中立の位置に戻ります。水位が下がると、堤体の下流面が日光に当たり、堤体が温かくなると、なんと!ダム湖の側に少しだけ傾くことがあります。

こんな大きな構造物がそんな挙動をすることには驚きですよね。もっとしっかりと固定されているイメージだったのではないでしょうか。この話を聞いたときに、ダムは地球の前では意外と小さい存在なんだと再認識しました。

友達や恋人や家族とダムに行ったときに、ダムが動くんだよって言ってみると、改めて地球の素晴らしさや人類の偉大さを感じることができるかもしれません。

サムネの素敵な絵はkei02さんに描いて頂いております。
kei02さん https://twitter.com/kei02_02



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溝口洋輔(ルーキス株式会社)
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