渾身の力作なのでもっと読んでほしい記事まとめ
noteをやっていて思うのだが、力を入れた記事と読まれる記事は別物だなと思う。厳密には手を抜いた記事が読まれることは少ないのだが、力を入れたからと言って読まれるわけではないようだ。
今回は年末ということもあって、過去の記事の供養をしたい。かなりの力作なのに、あまり読まれなかった記事を紹介しよう。
その1
ヒュームの著作を読んでいた時に考えていた話。ユーチューバーを見ても思うが、人間は結局同じ人間に興味を持つ傾向があるようだ。顔のない執筆者よりもSNSでの書き手との交流(炎上騒ぎ)を喜ぶ背景にもこの原理がありそうである。
その2
年の瀬で親戚付き合いが苦痛という人に読んでほしい記事。
その3
ネット上にこの頃流行るものとして男女論があるが、自分なりに男女のメリット・デメリットを徹底的に洗い出した渾身の力作
その4
本屋に「ニーチェの言葉」などと言った書籍が並んでいることがあるが、実際のニーチェの思想は危険で非道徳ではないか、という問題提起。
その5
政治学の本を何冊も読み込んだ上での渾身の力作。ブルシットジョブをサボって在野研究者ごっこに勤しんでおりました。
その6
戦争マニアの筆者が過去の軍事紛争を徹底的に洗い出してまとめた力作。どうにも物騒な話はnoteで受けないようだ。
その7
経済史マニアの筆者がダロン・アセモグルの真似事で考察を展開した一本。本当はこういう研究をしてみたい人生だった。
その8
複雑極まりないパレスチナ情勢を徹底的に解説してみた力作。日本人は海外ニュースに疎いよなとはいつも思っている。
その9
オイラーの公式って絶対もっと簡単に「導出」できるよなあと思って考えてみた。本職の人のツッコミを待っていたのだが、読まれなすぎて拍子抜け。理系の人、査読してくれ。
その10
またまた数学シリーズ。個人的にシンプルだけど好きなパラドックス。
その11
途上国経済マニアなので2000年代の新興国ブームの答え合わせを行ってみた。筆者はビジネスは嫌いだが、経済の話は大好きである。
その12
複雑極まりない中東の地政学の構造を長年の知識に基づいて分かりやすく整理してみた力作。本当はブルシットジョブの悪口よりもこっちの方が好きなんだよなあ。
その13
筆者はこうした小ネタが大好きである。考えていると知的生命体としての歓びを実感できる。でも世の中の99%は近所の食べ物屋の話の方が好きなんだよなあ。
その14
21世紀と20世紀で政治的な対立軸は動いているけど、多くの人はそれに気づいていないよなという話
その15
一部の人はMBTIの話にやたら噛み付いてくるので、一応科学哲学的な背景について説明した投稿。筆者はフッサールの現象学の考え方がピッタリと当てはまるのが性格考察だと考えた。
その16
あらゆる環境で幅を効かせる年功序列にはそれなりの強力な根拠があったよという話。私は年上の人間を基本的に立てているのだが、その理由を会社で話したら即座に変人扱いされた。
その17
長年の疑問について経済学の授業を思い出しながら整理してみた。筆者は経済について考察するのは大好きなのだが、会社員の仕事と全く関係がなくて悲しい。正直、社会人は政治経済を学ぶ必要は無いと思う。
その18
今まで投稿した記事の中では一番の長文。ここまで一つの映画を見て考察が浮かんだことは始めてだ。筆者はジブリが大好きである。ただ、歳を重ねるごとに感性が研ぎ澄まされ、色々な理解ができるようになった。
その19
韓国の人口減少やばくね?という記事。こういうのネット民は好きだと思っていた。人口ネタについては筆者は並々ならぬ関心がある。
その20
個人的には傑作だと思っている。公共政策大学院に進んでこのテーマで論文を書きたい人生だった。
まとめ
過去の記事を探ってみると、色々書いていたなという感想である。私はこうして物事について徹底的に掘り下げて考えるのが好きだし、学術的な思考には常に憧憬がある。
ただ、実際はこうした項目に興味を持ってくれる人は少なく、いたとしてもガチの専門家なので、タダのサラリーマンでしか無い筆者はタジタジである。(自称・在野研究者モドキの筆者はガチ勢による反論・査読を歓迎します)
自分の知的生命体としての議論欲を満たすためには、政治経済の考察を語るよりも学歴の話をした方が早いというのは悲しい話である。本当はこんなことをするよりも最新のスマホとか確定申告のやり方を勉強するべきなんだろうな。