[2024最新] Frutiger Aeroの全て - 体系化された”Frutiger Family”
Frutiger Familyとは
「Frutiger Family」とは、Frutiger Aeroのサブジャンルや関連する美学をまとめたものです。
2004年から2013年ごろまで、広告、テクノロジー、メディアなどの幅広いジャンルで支持されました。
この時代は、Y2K時代とフラットデザイン時代の中間点と言われています。
前回の記事ではFrutiger Aeroのサブジャンルだけに焦点を当てましたが、今回は同じ時代に人気を博した美学についても解説しています。
また、今回の記事で新しく追加した美学には[新]マークがついています。
[新]がついてない美学も大幅に加筆・修正しているので、時間がある方はお読みいただけると幸いです。
Frutiger Aero
Frutiger Aeroは、Y2K時代の終わりを経て、2004年から2013年にかけて流行した美学です。
近未来的でありながらもヒューマニズムを感じさせる雰囲気が特徴です。
光沢のあるテクスチャや自然、明るく鮮やかな色彩が多くみられます。
次に、Frutiger Aeroの歴史について整理します。
Frutiger Aeroの歴史は5つの時代に分かれています。
それぞれの時代は異なる特色を持っており、時代毎に様々なサブジャンルが生まれました。
①2001-2004:初期
Frutiger Aeroのルーツは、Windows Longhorn (後に Windows Vista に改名) と、Mac OS X のスキューモーフィック デザイン(後述)です。
2000年代初頭頃にはY2Kを超えるほど人気になりました。
②2004-2007:主流化
Frutiger Aeroの主流化は、2004年後半にWindows Media Player 10、PSP、およびiPod「Silhouette」広告キャンペーン(→Funky Seasons(後述))のリリースから始まりました。
また、2005年と2006年には、ニンテンドーDS Lite、PlayStation 3、ニンテンドーWiiのリリースにより、より一般的になり始めました。
2007年には、Windows Vista(製品版)、初代iPhone(iPhone OS 1.0)、Mac OS X Leopard(10.5)のリリースにより、Frutiger Aeroは完全に確立されました。
③2007 - 2012:全盛期
Frutiger Aeroの全盛期には、この時期にリリースされたほとんどの広告、メディア、テクノロジーが、その影響を強く受けていました。
また、Frutiger Aeroの人気と並行して、McBling、Surf Crush、ElectroPop 08(後述)の美学も注目を集めていました。
そのため、これらの美学はFrutiger Aeroと共通の特徴を持つことがあります。
この時代にFrutiger Familyはどんどん大きくなり、様々なサブジャンルが生まれました。
④2012 - 2017:衰退
2012年、Frutiger Aero(Windows 7)のスキューモーフィックな外観は、フラットデザイン(Windows 8/10)に取って代わられ始めました。
任天堂のWii U(2012)は、Frutiger Aeroの美学を使用した最後のビデオゲーム機でした。
しかし、Wii Uは商業的には失敗に終わり、Frutiger Aeroの終焉に拍車をかけました。
2013年頃にはiOS 7がリリースされ、Frutiger Aeroよりもフラットデザインのほうがメインになり始めました
2017年、Frutiger Aeroの終わりを公式に象徴するCorporate Memphisとして知られるミニマルなウェブ/テクノロジーの美学が登場しました。
しかしFrutiger Aeroは、医療品や清掃用品の小売ボックス、学校の教科書など、現在もいくつかの分野で使用されています。
⑤2021 - 現在:ネオ・エアロ
Frutiger Aeroは、2021年から現在に至るまで、TikTokの動画などでノスタルジックな美学として人気を博しています。
流行は20年で繰り返されるとよく言われますが、Frutiger Aeroもその一例で、登場から約18年後に再び注目されるようになりました。
次に、Frutiger Aeroのサブジャンルや関連する美学について説明します。
Frutiger Eco
Frutiger Ecoは、環境や未来技術をテーマにした美学です。
自然と持続可能性を中心とした明るいテーマが特徴で、地球温暖化の話題とともに2000年代初頭から半ばにかけて流行しました。
未来と自然を結びつけたイメージを通じて、ユートピア的な感覚を生み出し、企業において非常に人気がありました。
Frutiger Ecoのビジュアルには、地球(緑色のものも含む)、ソーラーパネル、木などの植物、光沢のあるデザインなどがよく用いられます。
現在ではその影響力は薄れましたが、クリーニング製品のロゴデザインなどの一部の分野では依然として人気があります。
Renewable Corporate Futurism[新]
Renewable Corporate Futurism(再生可能な企業未来主義)は、Frutiger Ecoの企業的な側面に焦点を当てた美学です。
Frutiger Ecoのような光沢のある抽象的なビジュアルとは異なり、この美学はより具体的でシャープなイメージを採用しています。
Renewable Corporate Futurismのビジュアルには、企業建築、幾何学、ベクターグラフィックス、ミニマリズムなどがよく用いられます。
Renewable Corporate Futurismは、エコなユートピアの未来をシンプルかつ効果的に表現し、時代を超越した楽観的なものにしていたため、Frutiger AeroやFrutiger Ecoが衰退した後も人気がありました。
今でも学校の教科書や企業広告などのメディアで使用されています。
Helvetica Aqua Aero
Helvetica Aqua Aeroは、海に関するものをテーマにした美学です。
Frutiger AquaやLow Frutigerとも呼ばれています。
Helvetica Aqua Aeroは、明るい海や水生生物物を通して描かれる抽象的で夢幻的なイメージが特徴です。
この美学はFrutiger AeroやY2Kのサブジャンルに属していますが、未来派や抽象的な技術に焦点を当てるのではなく、単に海や水生生物に焦点を当てているため、これらの美学とは異なる特徴を持っています。
Helvetica Aqua Aeroは2000年代初頭から後半にかけて、主に小児病院やおもちゃなど、幼児向けの製品や場所で使用されました。
-Frutiger Aurora
Frutiger Auroraはオーロラのグラフィックに焦点を当てた美学です。
2000年代初頭から2010年代初頭まで壁紙などに人気でした。
Frutiger Auroraの抽象的なデジタル感と自然を連想させるカラーリングが、Frutiger Aeroの近代的でありながらも自然を感じさせる雰囲気とマッチしています。
-Cyber Glacier[新]
Cyber Glacierは冬や氷などに焦点を当てた美学です。
光沢のあるテクスチャや2000年代初頭のCGI、冷たい青のカラーリングなどを使用していることから、Frutiger AeroだけでなくCybercoreのサブジャンルとも言われています。
Cyber Glacierは2002~2005年ごろに生まれ、その後数年にわたって人気を博しました。
しかし、2000年代後半になるとCG技術の進歩によりリアルなグラフィックが好まれるようになったため徐々に衰退していきました。
そして2010年以降はほどんど見られなくなりました。
現在では2022年~2023年のFrutiger Aeroブームにより再度注目を集めるようになりました。
-Dark Aero[新]
Dark Aeroは、モノトーンを基調としたダークで光沢のあるデザインを使用した美学です。
Frutiger Aeroの未来的な要素を維持しながら、自然やエコの側面を排し、より洗練されたクリーンなビジュアルが特徴です。
コンピューターや自動車などの最新のテクノロジー分野で人気がありました。
Dark Aeroは2000年代初頭にFrutiger Aeroのオルタナティブとして登場しました。
Frutiger Aeroがヒューマニズム中心なのに対し、Dark Aeroはエレクトロニクスを中心としています。
2000年代後半から2010年代初頭にかけてDark Aeroの人気は徐々に高まり、2010年代半ばごろまではデジタルデバイスや電子音楽などの分野で幅広く支持されました。
その後、2015年以降のフラットデザインブームにより、Dark Aeroは主流ではなくなりましたが、いくつかのアプリやWebサイトでは引き続き使用されました。
また、Dark Aeroの衰退後は、光沢や未来的な要素を抑え、再びヒューマニズムを主軸としたポストモーフィズムが登場しました。
-Technozen
Technozenは、2000年代半ばから後半にかけての日本のテクノロジーに影響を受けた美学です。
日本版Frutiger Aeroともいわれています。
Technozenの「zen」は日本語の「禅」が由来で、洗練された無機質な雰囲気でありながら、どこか親しみやすさや居心地の良さを感じるようなデザインが特徴です。
Technozenは技術と自然の調和を中心としています。
例えば、Technozenのライフスタイルは、ペースの早い現代のテクノロジー文化を拒絶し、よりのんびりとしたライフスタイルを送ろうとするものです。
Technozenのビジュアルや音楽では任天堂などの日本の企業の製品がよく用いられ、特にニンテンドーWiiやDSの人気が高いです。
また、インテリアにおいては無印良品などが支持されています。
余談ですが、セリアはネットでFrutiger Aero 100 yen shopと呼ばれ一時期話題になりました。
-DORFic
DORFicは、明るいオレンジ(または赤)と白の配色が特徴的な技術的でミニマルなデザインを中心とした美学です。
名前の由来はDaylight Orange Futurismとgraphicを掛け合わせたものです。
2000年代半ばから2010年代半ばまで、企業や工業の分野で人気を博しました。
DORFicは日本のアニメやゲームのデザインにも取り入れられました。
-Fotonight Web
Fotonight Webは、Frutiger Aero風の画像と中国語や怪しげな家電などを組み合わせたデザインの美学です。
ネットミームとして一部で人気があります。
Cleancore[新]
Cleancoreは、石鹼やスポンジ、消毒用品などの清潔さを連想させるものに焦点を当てた美学です。
また、対象物が子供向けか大人向けかでLow CleancoreとHigh Cleancoreの2つに分かれています。
この美学は2000年代から存在していましたが、コロナ禍で清潔さへの関心が高まったことにより人気になりました。
・High Cleancore
High Cleancoreは衛生と抗菌に焦点を当てた美学です。
2000年代半ばから後半にかけてコマーシャルなどで使用されました。
High Cleancoreのビジュアルには石鹸、水、清掃用品、消毒用品などが用いられます。
・Low Cleancore
Low Cleancoreは子供向けのお風呂用品などに焦点を当てた美学です。
おもちゃのアヒルや鮮やかな色の石鹼など、子供の楽しいバスタイムを連想させるものが多いです。
Skeuomorphism[新]
Skeumorphismは、デジタルのアイテムを現実のアイテムに似せたものにするというデザイン美学です。
おもにUIの分野で使用されていました。
これらは2004~2013年ごろの、デジタルデバイスが今ほど身近ではなかった時代に、より自然で直感的に操作できるインターフェイスを目指して採用されました。
次に、Skeumorphismの主要なサブジャンルを5つ紹介します。
-Glassmorphism[新]
Glassmorphismは、フラットデザインとモダンなデザインを組み合わせたデザイン美学です。
奥行きや動き、素材を組み合わせてシームレスなユーザーエクスペリエンスを実現しつつ、フラットデザインのようなシンプル感も持ち合わせています。
半透明のガラスなどが用いられるためFrutiger Aeroに関連していると言われています。
Glassmorphismは2013年ごろに登場しましたが、現在のWindows11のデザインにも採用されているため、Frutiger Familyの中では比較的新しい美学です。
-Neumorphism[新]
Neumorphismは、Skeumorphismとフラットデザインの要素を組み合わせたデザイン言語です。
柔らかく丸みを帯びた形やさしい色の影、グラデーションなどが特徴で、リアルで自然な雰囲気があります。
Skeumorphismよりも軽い質感と柔らかい配色が特徴です。
Neumorphismは2019年にウェブデザイナーによって作られました。
-Holo[新]
HoloはDark Skeuomorphismとも呼ばれる美学です。
Skeuomorphismよりも暗くて冷たい色とよりフラットな質感が特徴です。
Holoは2011~2014年まで主にGoogleの製品に使用されていました。
-Post-Morphism[新]
Post-Morphismは、Flat Skeumorphismとも呼ばれる美学です。
Skeumorphismのリアルな質感からフラットデザインに移行する時期に使用されました。
リアルな3D風のテクスチャではなく、シンプルな反射や微妙なグラデーションで質感を表現しています。
また、先述のDark AeroもSkeumorphismのサブジャンルです。
Skeumorphismのサブジャンルの紹介は以上です。
Funky Seasons
Funky Seasonsは、2000年代半ばから2010年代初頭にかけて広告でよく使用された4色の配色を使用した美学です。
2004年頃のAppleのiPodシルエット広告(↑)が4色であったことから、Four Colorsとも呼ばれています。
また、それぞれの色は四季を表しています。(ピンクは春、緑は夏、オレンジは秋、青は冬)
のちに4色に限らず、虹色などのカラフルな配色もFunky Seasonsと呼ばれるようになりました。
Funky Seasonsのルーツは1990年代後半のY2KやSuperflat Pop(後述)ブームにさかのぼります。
1996年に発売したニンテンドー64が起源だと言われています。
そして2000年代にはApple製品をはじめとした様々な商品にこの配色が使用されるようになりました。
しかし2010年代になると徐々に下火になっていき、2017年ごろにはほとんど無くなりました。
ただ、それ以降も日本では比較的人気があるようです。
Bright Tertiaies[新]
Bright Tertiariesは、青緑や黄緑、オレンジ、ピンクなど自然的でカラフルな色彩を使用したデザインやインテリアの美学です。
丸みを帯びたエッジとフラットなカラーリングが特徴です。
2000年代半ばから2010年代初頭まで、企業などに爆発的な人気を誇っており、多くのインテリアや製品がこの美学に基づいて作られました。
Frutiger Metro
Frutiger Metroは、2000年代のベクターグラフィックを中心とした美学です。
フラットでミニマルなグラフィックとマキシマルなデザインを組み合わせているのが特徴です。
「Metro」はWindows 8のMetroデザイン言語が由来です。
以前はFrutiger Aeroのサブジャンルに分類されていましたが、Frutiger Metroの幅広い性質により、現在では1つの美学として確立されています。
Frutiger Metroは、ヒューマニズムや明るく鮮やかな配色の使用など、Frutiger Aeroと共通の特徴を持っています。
しかし、Frutiger Metroは3D風の画像を使用せずにベクターグラフィックが採用されている点などが異なっています。
Frutiger Metroは2000年代半ばに登場し、Frutiger Aeroと並んで人気を博しました。
デザインにバリエーションがあることから多くのサブジャンルを持ち、インターネットだけでなく企業デザインの分野でも人気がありました。
その後2000年代後半に全盛期を迎え、2010年代初頭まで任期を維持していましたが、2013年にリリースされたWindows8がフラットデザインを基調としていたため、徐々に衰退していきました(このころのデザインはFlat Metroと呼ばれています)。
そして、2017年頃にはフラットデザインが完全に確立され、コーポレートメンフィスも登場したため、Frutiger Metroの時代は終わりました。
-Vectorbloom
Vectorbloomは、花や繁栄のイメージを複雑なベクターグラフィックで表現した美学です。
2000年代初頭から2010年代初頭まで人気でした。
Vectorbloomは1960年代のサイケデリックなデザインとアールヌーヴォーの初期のスタイルに影響を受けています。
-Vectorgarden[新]
Vectorgardenは、花や繁栄のイメージを比較的シンプルななベクターグラフィックで表現した美学です。
VectorgardenはVectorbloomに比べてミニマルでソフトなビジュアルが特徴です。
また、白や柔らかい色を用いることが多いです。
Vectorgardenは2000年代後半から2010年代初頭にかけて子供向けのマーケティングによく使用されていました。
-Vectorheart[新]
Vectorheartは、洗練された近未来的なデザインやフラットでコントラストの高い色彩が特徴の美学です。
19990年代半ばから後半にかけてY2Kブームとともに登場しましたが、複雑なベクターグラフィックを用いていることからVectorbloomのサブジャンルとも言われています。
2000年から2000年代半ばに全盛期を迎え、工業や音楽などの分野で人気を博しました。
その後2010年代初頭にフラットデザインが登場したことにより徐々に衰退していきました。
しかし、2010年代後半のNeo-Y2Kブームに伴い、VectorheartはNeo-Vectorheartとして復活しました。
ななめの線を使用した未来的で洗練されたデザインはロゴなどの分野で人気を博しました。
-Funky Metro
Funky Metroはスピーカー、DJミキサー、ヘッドフォンなどの音響機器や、人間のシルエットなどをベクターグラフィックで表現した美学です。
鮮やかな色彩を用いているという点でFanky Seasonsとも共通しています。
-Rave Metro
Rave Metroは、レイブ、ディスコ、ロックミュージックなどに関連する要素を持つ美学です。
Funky Metroと同じで音響機器や人間のシルエットがよく用いられます。
Rave Metroの特徴はモノトーンとホットピンクの色彩で、より女性的なイメージを持っていることです。
-Musica Metro[新]
Musica Metroは音楽を中心に展開する美学です。
Funky MetroやRave Metroのような大音量でにぎやかな音楽ではなく、よりソフトな音楽のイメージです。
また、パステルカラーを使用していのも特徴です。
-Grungy Metro
Grungy Metroは、Frutiger Metroをグランジっぽくした美学です。
複雑に重なり合うパターンや飛沫、黒を多用するなどの特徴があります。
-Flat Metro
Flat Metroは、Frutiger Familyの終わりの時期(2010年代初頭)に考案された、フラットデザインをテーマにした美学です。
Windowsシリーズで初めてフラットデザインを採用したWindows 8のリリース(2013)を中心に、2010年代初頭から半ばにかけてFrutiger Aeroからフラットデザインに移行する役割を担いました。
ビジュアル面では、単色のブロックや背景、単純なベクターパターン、幾何学模様などが特徴です。
次に、Frutiger Aeroと同じ時代に流行した美学について解説します。
McBling[新]
McBlingは、2000~2008年ごろに流行した、ラグジュアリーでフェミニンなスタイルに焦点を当てた美学です。
ブランドものや派手なピンク、キラキラしたものなどが特徴です。
現在では、Bubblegum Blingという名前でリバイバルしています。
McBlingについて詳しく書かれている記事があったので、興味がある方は是非読んでみてください。↓
UrBling[新]
UrBlingは、McBlingと同じ時代に人気を博した美学です。
McBlingのキラキラしたイメージとは対照的に、グランジっぽい雰囲気が特徴です。
Urblingは2000年代に流行したやラップやオルタナティブロックなどの音楽ジャンルや、軍隊や迷彩などのファッションとも関連しています。
Superflat Pop[新]
Superflat Popは、日本のアーティスト・村上隆が確立したスーパーフラットと呼ばれる芸術活動を中心とした美学です。
1990年代後半から2010年代初頭にかけて流行しました。
アニメやマンガの流行(ポップアート)と、日本の伝統的な芸術(ファインアート)における平面的な側面を掛け合わせたのが特徴です。
鮮やかな色彩やくっきりとした輪郭のものが多いです。
また、日本だけでなく海外でもSuperflat Popの美学に基づいた作品がたくさん作られました。
Surf Crush[新]
Surf Crushは、2000年代半ばに流行したサーファースタイルのファッションに焦点を当てた美学です。
ElectroPop 08[新]
ElectroPop 08は、2008~2013年頃に流行したエレクトロポップスタイルの音楽やファッションの美学です。
2008年に発売されたレディー・ガガの「The Fame」が起源だと言われています。
また、この時期のメディア(特にカートゥーン ネットワーク)に用いられたビジュアルに焦点を当てたAvant Garde Prefuseというサブジャンルがあります。
まとめ
①Frutiger Familyは、Frutiger AeroやFrutiger Metroを中心とした美学をまとめたもの
②2000年代初頭から2010年代初頭にかけて流行した
③関連する美学としてMcBlingやElectroPop 08などがある
閲覧ありがとうございました。
それではまた。
参考・サムネ画像:Category:Frutiger Family | Aesthetics Wiki | Fandom
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