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【カナダワーホリ@バンクーバー】小切手とe-transfer

カナダは進んでいるようで、進んでいないような、そんなところが魅力でもあります。というのも、オンラインで手続きできることがたくさんあるのに、小切手や現金でのやりとりもまだまだ生きているのです。
今回はそんなお金周りのアプリの使い方をまとめます。

小切手とは

トライアル①でもらったお給料が小切手だったので、それをどうやって口座にいれるのか調べてみました。人生で初めて小切手をもらいました!
カナダで小切手はcheckもしくはcheque(チェック)と呼ばれています。二種類書き方があるのはアメリカ英語とイギリス英語の違いです(カナダは発音はアメリカ英語だけど綴りはイギリス英語ってことが結構あります)。
日本ではあまり出番がない小切手ですが、カナダでは給料や家賃の支払いでも使われるメジャーな手段です。見た目は領収書みたいなサイズですが、私がいただいたものは領収書よりも紙質が厚かったです。

現金化の方法には3種類

現金化の方法はいくつかあります。

  • 窓口(カードと小切手をもって窓口でお願いする)

  • ATM(カードと小切手をATMにいれて手続き)

  • アプリ経由

私はこのうちアプリを利用しました。


アプリでの現金化

まずは銀行のアプリを開きます。おそらくどこの銀行も「e-deposit」という項目があるのでそれを選択。

以下の「TAKE FRONT PHOTO」をタップして小切手の写真を撮って読み込ませます。

Amountの数字と小切手本体の値段があっているかを確認します。
Depositの部分ではどの口座にいれるかを選びます(銀行のアカウントを作るだけで貯金用と毎日用の口座ができます)。

これで完成!画面上はすぐに反映されていますが、実際にお金が動くのには5-8営業日がかかるようです。


e-transferとは

カナダでは日本の「ことら送金」のような仕組みがあり、かなり一般的に利用されています。すでに経験した利用シーンは友達とのご飯の割り勘や、旅行代金・授業料の支払い、給料の受け取りなどです。他にも家賃の支払いに使用されることもあるとか。私のようなワーホリの人でも30万円くらい送れます。日本でいう銀行振込のようなポジションです。
ただ使い方にちょっと癖があるので、備忘録的に記録しておきます。

送り方

メニューなどからe-Transferを選ぶと以下のような画面が出るので、Send moneyを選択します。

一番上のSend moneyを選択

続いて金額を入力します。


そしてどの口座から送るのかを選択します。From accountの部分を押すと以下のような画面が開き、Chequing(普段使い用)とSaving(貯金用)から選べる形になっています。

続いてToの部分を押下して宛先を選択。One-time contactかAdd new contact、すでに登録した連絡先が選択できます。頻繁にお出かけする友人やシェアメイトなどは連絡先に登録しておいた方が楽だと思います。

New contactを押すとこんな感じの画面に移行します。相手の名前、連絡先(電話番号かメールアドレス)を入力します。

※最初にe-transferに登録する際、メールと電話番号を登録します。最初の設定の記録残していなくて申し訳ない…。電話とメールを登録して認証する程度で、トリッキーなことはなかったと記憶しています。

Saveを押下して先に進むと認証が必要になるのでSMS認証します。

これで連絡先が登録されました

One-time contactを選ぶと以下のような画面になります。Transfer methodを選択し、相手からもらった連絡先をその下の枠にコピーします。

最初の金額を入れた画面に戻ってきました。
この時の送付先は自動受け取りになっているので、パスワード設定が不要ですが、相手が自動受け取りになっていない場合、パスワードを設定する必要があります。このパスワードは相手にお知らせする必要があるので忘れないようにしましょう。
How oftenのところは定期的に送る必要がある場合は変更し、once a month(1か月に1回)などを選択できます。
How oftenの下には日付を選んだりメッセージを付したりできます。私は最短の日程で振り込みたいので変更しません。メッセージもSNSで連絡するので空欄で送っています。
内容を確認し問題なければContinueを押下して進んでいきます。

元の画面に戻ってきた(New contactの設定が終わると自動で戻る)

最終チェックをしたら、Send moneyで送金。

確認画面
完了!

処理が実行されると上の画面が出ます。

同時にSMSやメールでお知らせが来ます。この後、先ほど設定したパスワードとともに、相手に以下のようにメッセージをしておきましょう。

I just sent you the money via e-transfer. The password is [パスワード]. Please let me know once you’ve received it!


受け取り方

受け取る場合は相手から送金があった旨、指定した連絡先にメッセージが届きます

この画面から銀行のボタンを選ぶとブラウザに飛びます。

そこからContinueを押してアプリを開きます。

誰からいくら送られて来ているか表示されるので、間違ってなければAcceptを押下。

ここで相手が設定したパスワードが必要になります。分かりやすくnameとしてくれている&メッセージでも伝えてくれていたのでそれを入力しました。また、Chaqueに入れるかSavingに入れるかが選べます。
選んだらContinueを押します。

確認画面が出てくるので確認した上で、Depositを押すと、完了です。

続けて処理することはあまりないので左上の×か、My accountを押してホームに戻ります。

終わりに

今回はカナダの銀行のお金の送金や受け取りについてまとめました。小切手を含め、これらの処理をしている間に別途手数料がかかったことがないので、特にe-transferについては銀行振込よりも便利だなと感じています。Paypayなどみたいに、別のアカウントを作って登録したり、銀行やコンビニからお金をチャージする必要がないところもミニマルで気に入っています。

※今回ご紹介した画面は2024年11月~2025年1月現在のもので、今後のアップデートで画面が変更される可能性があります。おおよその流れは変わらないと思いますが、わからないことは都度、翻訳したり、AIに聞いたり、やり方を検索したりして、確認してください。


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