覚悟、なんて御恐れたものではない

現状、仕事は慢性的にパンク状態

自職場での全社活動の改善活動、課題抽出、関係者協議、ルール見直し、幹部への説明
全社業務改革プロジェクトでのコンサルタントとの協議、プロジェクト課題の進捗対応
その他、総務庶務、本社関連部署との業務調整協議、マニュアル化
書き出せばキリがない。
やることを探せばキリがないので、先ずは目の前のタスクを捌きつつ、年度単位でのアウトプット目標をガンチャート化し、進捗トレースしながら何とか現在地を見失和ないように必死だ。
本音を言うと、めちゃくちゃ充実感がある一方、身体、精神の悲鳴や家族との時間、妻のフォローができない現状にもどかしさを感じている。

が、ここ最近一番悩んでいるのはこれ。
後輩の育成。

キャリア入社で、私より専門知識の高い後輩が、5ヶ月前に入社し、後輩となった。
会社の文化、自分なりのやり方を身につけ、タスクを自分の意思でこなせるようになれば、間違いなく一流にこなせれば、私なんか目じゃないほどに、色々な仕事をこなせる、まさに磨く前のダイアモンドである。
本当に嬉しい限りだ。1人で仕事をしていたところにコミュニケーションが生まれることも、とても嬉しい。

ただ、どうしても、「受け身」「思考が固い」印象なのだ。
それだけがどうしても気になってしまう。

To-Doを明確にしてあげないと、中々タスクに取り掛かってくれない。
どうもアウトプットの完全性やミスに対する恐れ、プライドからか、一つの課題に直面すると、考え込んでしまい相談が遅れる傾向にある。
報連相においては、プロセスを理解する、ということよりも、「何が正しいのか?」と言う目線での質問となっている傾向が多い。これは研究開発職や技術職においては有効なのかもしれないが、間接管理部門では、背景やプロセスに裏付けられた理由を知らないと応用的な立ち回りができない。
そのため、何かトラブルや課題に直面した際、どうしても2の手、3の手が遅れていく。
結果、彼は今、タスクを捌ききれない状況になっている。

日々、タスクをフォローする度に、
・彼の自尊心、自己肯定感を下げていないか
・仕事は他の人がこなしてくれる、という甘えに直結しないか
と、気を揉む毎日である。
(しかし、納期や期限があるので、結局こちらでやってしまう。。。)

個人的意見ではあるが、
タスクはやってみないとわからない
とおもっているので、何より大事なのは、
先ず手を動かす、関係者に相談、協議することだと思う。

ゴタクを並べる人は多い。
できない理由なんて、探せばいくらでもある。

ただ、プライベートでもそうだが、やりたければ、やらなければいけなければ、先ず手をつけるべきだと思う。
何故ならば、辞めることなんていつでもできるからだ。

自分は、どうも「ゆりかごか墓場まで」な仕事をしてしまう傾向があるため、常日頃反省している。
今は、程よい距離感で見守り、彼がいつか自分を超えて、人から仕事を奪えるほどの能動性を身につけてくれるよう、サポートして行きたい。

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